金沢から「109」消える ギャルファッション低迷で30代向けSCに刷新│WWD JAPAN東急モールズデベロップメントは、石川県金沢市で運営する商業施設「香林坊109」を全面改装し、4月下旬に「香林坊東急スクエア」に改称してオープンする。これまでは「渋谷109」と同様に10代から20代前半のギャルファッションを主力にしてきたが、若年層市場の低迷を受けて30代の男女に向けた施設に方向転換する。春と秋の2回に分けて大規模改装を行う。春には地下1階、地上1〜2階の3フロアが新装開店する予定で、北陸3県で初となる「ユナイテッドアローズ（UNITED ARROWS）」が入る。 香林坊109は、1985年に109初の地方店として開業した。香林坊は、地元百貨店の大和やファッションショップが軒を連ねる金沢一の商業地。渋谷と同じく円柱の塔が目印の香林坊109は、90年代後半以降、北陸のギャルファッションのメッカとして人気を集めていた。昨年の北陸新幹線開通による来街者の増加を受けて、東急グループは
