日に日に肌寒くなってきて、あたたかい飲み物が恋しい季節となってきた。最近、私がお茶のお供に気に入っているのは、猫好きな私にと友人がおみやげに持ってきてくれた『ゆめねこ』というお菓子。淡いパステルピンクやブルーの最中の皮の中に、香ばしいアーモンドキャラメルが入っているというもので、コーヒーカップのお皿に添えてみたところ、か、かわいい~……。「なんの夢を見ているのだろう」と想像力をかきたてる、胸キュンなたたずまいがたまりません。 製造販売を行う『西洋菓子 周五郎』は20年ほど前から東京・高円寺で生菓子などを販売するお店。店主の室橋克彦さんにお話を伺ってみたところ、『ゆめねこ』は昨年7月から販売をはじめたお菓子とのこと。猫好きの室橋さんが、5年ほど前からあたためてきたアイデアが、やっとかたちになった商品なのだそう。 「猫は気ままに一日の大半を寝て過ごしています。猫が“寝子”と呼ばれるゆえんなので