【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米欧の景気後退懸念や前日の原油在庫積み増しを受けた需給緩和観測が響き、大幅続落して始まった。相場は安寄り後、米株価の急落を眺めて下げ幅を拡大。米国産標準油種WTIの9月物は、電子取引で一時1バレル=87.25ドルと取引時間中ではリビアの騒乱で現在の上昇トレンドが始まった2月下旬以来、約5カ月ぶりの安値を付けた。同限月は午後0時半現在、前日終値比4.17ドル安の1バレル=87.76ドルで推移している。(了)
ドル・円は一時84円15銭付近まで下落する場面があった。17時前から始まった野田財務相の会見で、「介入についてはコメントしない」、「為替動向に重大な関心を持ち、極めて注意深く見守る」などと伝わったが、何ら対策のない会見にもなったことから、失望感の強まる格好となっている。なお、ドル・円は84円50銭のオプション・トリガーへの売り仕掛けも背景に、ストップ・ロスも巻き込む展開になったことも円高進行が加速した要因にもなっている。 17時24分現在のドル・円は84円42銭、ユーロ・円は106円55銭、ポンド・円は129円95銭、豪ドル・円は74円68銭付近で推移。野田財務相の発言は以下の通り。 ■野田財務相 ・足元の為替、明らかに一方向に偏っている ・為替動向に重大な関心を持ち、極めて注意深く見守る ・介入についてはコメントしない ・為替の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響、細心の注
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