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ブックマーク / bullbear.exblog.jp (5)

  • 金融緩和で物価が上がらないなら財政でという安易な発想 | 牛さん熊さんブログ

    日銀が現在行っている金融緩和策のバックボーンには、いわゆるリフレ派と呼ばれる人達の考え方がある。リフレーション(リフレ)とは、 中央銀行が世の中に出回るお金の量を増やし、人々のインフレ期待を高めることでデフレ脱却を図ろうとする金融政策のことを示す。リフレは通貨再膨張と訳されている。 ただしリフレ的な発想には暗に財政拡大も絡んでいる。政府は財政再建等を行わず、さらなる借金をしても(国債を増発しても)財政を拡大させ、その国債を日銀に引受させる格好で金融緩和を行い、それによって景気は拡大し物価も上がる。景気拡大による税収増によって借金は返済できるといった発想となる。これはいわばフリーランチ的な発想ともいえる。 日の債務がGDPの倍以上となっており、この数字そのものはまさに危機的な状況にある。ただし、政府は多額の資産も保有しており、実質的な債務はそれほど多くないとする意見もリフレ派にみられる。さ

    金融緩和で物価が上がらないなら財政でという安易な発想 | 牛さん熊さんブログ
    neco22b
    neco22b 2017/08/17
    まあ、資本家はそういうわな。もちろんこの人がいうフリーランチなんてなくて、国債使って財政出動ので通貨膨張によるインフレが発生すれば資本家に対するインフレ税になるからな/そこまで言うなら累進課税強化言え
  • 昨年末現在の日本国債の保有者 | 牛さん熊さんブログ

    3月25日に日銀は2013年9~12月期の資金循環統計を発表した。これによると2013年12月末時点での家計の金融資産は1644兆7310億円と過去最高を更新した。株価の上昇による影響が大きかったとみられるが、それだけ国債購入余力が増加したともいえる。その国債は異次元緩和以降の日銀が積極的に残高を増やしている。 この資金循環統計を基に、2013年9月末時点の国債保有者別の残高と全体に占める割合を算出してみた。ただし、これは国庫短期証券を含んだものではなく、国債・財融債のみの数値を個別に自分で集計し直したものである。一般的に国債の保有者の割合としては、こちらの数値が使われることが多い。 12月末の国債(国債・財融債のみ)の残高は、827兆0624億円(9月末817兆6857億円)と前回の9月末から9兆3767億円増加した(速報ベース)。国庫短期証券を加えると約985兆円となる。参考までに日銀

    昨年末現在の日本国債の保有者 | 牛さん熊さんブログ
  • 超過準備の付利引き下げは必要か | 牛さん熊さんブログ

    日銀の白井審議委員は、ローマにおける講演の中で、補完当座預金制度、つまり日銀の当座預金の超過準備に0.1%の利子を付ける制度に関してコメントしていた。 この講演を受けて、1月16日のニュースのヘッドラインでは、付利撤廃で期待される効果に関する部分だけが取り上げられていたようだが、その前に付利がつけられたことにより期待できる効果についても解説していたのである。 日銀の包括緩和政策では、政策金利の誘導目標として0~0.1%程度を維持する一方で、補完当座預金制度(2008年10 月導入)の下で適用金利(付利金利)0.1%が適用されている。つまり金融機関が日銀の当座預金に預けておかねばならない部分(法定準備預金)を上回って預けている預金について、日銀は金利を支払っている。これが超過準備への付利である。 日銀の当座預金の超過準備に対して0.1%を支払っている理由はいくつかある。もし付利がないと銀行間

    超過準備の付利引き下げは必要か | 牛さん熊さんブログ
  • 「ECBによる国債買入策に対する不胎化政策」 | 牛さん熊さんブログ

    9日に欧州中央銀行(ECB)は国債の流通市場に介入することを発表し、5月10日からドイツやフランス、イタリアの中銀などが、国債買入を実施した。1999年のユーロ発足以来、欧州の中央銀行が国債の買入を実施するのは初めてとなる。 この国債買入は、金融政策の一環としての資金供給手段としている日銀の国債買入とは目的が異なり、国債市場の安定化そのものが目的となっており、極めて異例であった。トリシェ総裁は債券購入については圧倒的多数が支持したとして、反対者がいたことを認めた。ECB理事会の票決の内容を公表すること自体も極めて異例のことであった。 欧州中央銀行(ECB)は今回のユーロ圏での国債購入額が165億ユーロになったことを明らかにした。市場ではもう少し大きな規模の国債を買入たのではないかと予想していたようだが、165億ユーロは日円で約1.8兆円となり、日銀による毎月の国債買入規模と同規模となる。

    「ECBによる国債買入策に対する不胎化政策」 | 牛さん熊さんブログ
    neco22b
    neco22b 2010/05/23
    ECBは、市場機能正常化のため国債購入したとの事。また、日銀の場合は、資金供給のため、FRBについては、信用緩和政策の一環のため国債購入しているとの事。
  • 「国債等所有者別残高の各国比較」 | 牛さん熊さんブログ

    財務省のホームページにアップされていた「国債等所有者別残高の各国比較」を元にして、それぞれの国ごとの国債保有者の特色を整理してみたい。 比較するのは日(2006年3月末)、アメリカ(2005年9月末)、イギリス(2005年12月末)、ドイツ(2005年9月末)、フランス (2004年12月末)。財務省の資料(http://www.mof.go.jp/singikai/kokusai/top3.htm)ではアメリカについては非市場性国債を除く部分も掲載されているが、ここでは非市場性国債も含めてのもので比較したい。 政府の割合、日(42.5%)、米(49.4%)、英(0.1%)、独(0.0%)、仏(1.2%) 中央銀行の割合、日(13.0%)、米(9.3%)、英(2.5%)、独(0.3%)、仏(0.1%) 金融機関の割合、日(34.1%)、米(8.7%)、英(63.1%)、独(35.7%)、

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