今世紀に入って数年間、ケロロ軍曹のノベライズは私の主なお仕事だった。 映画のノベライズは基本お話は映画のままなわけだが、オリジナルのストーリーのものも2冊書かせてもらっている。 もちろん、書いたものは全て吉崎先生に監修していただくわけで、修正箇所や、お褒め頂いたことなども含め、やりとりのなかで先生の作品世界への姿勢や哲学などを垣間見ることができた。冊数を重ねるごとに、それをできる限り理解して書こう~と努力してもいたが、ストレスはなかった。なぜなら、先生のそれが、私のもともと持っている作品に対する方向性ととってもマッチしていたからだ。だから、むしろ楽しいお仕事だった(もちろん、元々ケロロ軍曹も大好きな作品だったし!)。 なので、ゲームのことは知らなかったけれど、『けものフレンズ』のアニメが始まるのを知ったときは「おお、これって吉崎先生がコンセプトデザインなんだ~ きっと動物や世界への愛があふ
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