ハンガリー首相府のグヤーシュ(Gergely Gulyas)長官が、「現在、欧州10カ国が自らの主張に反し、ロシア産天然ガスを同国の通貨ルーブルでの支払いにより購入している」と語りました。 ロイター通信によりますと、EU外交官2名は、欧州委員会とEU加盟国との協議の後、「EUは2022年末までに、ロシアからの原油の輸入を停止したいと考えている」と述べています。 プーチン・ロシア大統領は去る3月に署名した命令により、全てのロシア産天然ガス取引に対しルーブルによる支払いを義務付けました。 ロシアのニュース局・ロシアトゥデイによりますと、グヤーシュ長官は同局のインタビューで、「どうやら、多くの国は表向きにはロシア産天然ガスの購入に当たってのルーブル払いを呑まなかった模様である。だが、欧州10カ国は現在、この条件を受諾し、公にはそれを公表しないまま、ロシアからガスを輸入しているようだ」と語りました