サンパウロ市郊外で開催された貧民街アニメイベントの告知画像(https://www.instagram.com/p/Cv8J4P6vIV8/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==) ブラジルは世界で5番目にアニメやマンガの消費量が多い国で、人口の55%がこのエンターテインメントを楽しんでいるという。1990年代から徐々に、日本のアニメは広まり、そこには若い黒人や郊外の貧困家庭も含まれている。11日付けテラサイト(1)が報じている。 アニメの熱狂的ファンである児童心理学者ダルシエリ・マセド氏によれば、物語は非常に緻密に構築されており、黒人の若者が自己同一性を見つけるために、感情移入できる黒人キャラがいなくても物語に共感できると語っている。 例えば「ナルト」は、貧しい孤児の主人公が社会から疎外されつつ困難に立ち向かい、成功を望む