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ブックマーク / www.jamstec.go.jp (5)

  • マントルは、溶岩ではなく、宝石。|JAMSTEC BASE

    阿部 なつ江研究プラットフォーム運用開発部門 マントル掘削プロモーション室  主任研究員 地球の深部を探求し続け、「マントル岩石学者」と自称する研究者 。海洋地球研究船「みらい」、地球深部探査船「ちきゅう」を用いた世界的な研究航海にも赴き、数々の研究成果を発表している。 マントルは、キレイな緑色の石でできている。 地球の断面図では、マントルはよく赤色に塗られています。そのせいか、マントルと聞くと、ドロドロに溶けたマグマのような赤色をイメージする人が多いようです。 しかし、実際は違うということが解ってきました。地球の体積の実に約83%を占めるマントルは、かんらん岩という重い岩石でできていると考えられています。かんらん岩を構成する主な鉱物は、「かんらん石」と呼ばれ、透き通った宝石でもある緑色の石。つまり、マントルは赤色ではなくキレイな緑色なのです。 マントルは高温・高圧の状態にあり、溶けてはい

    マントルは、溶岩ではなく、宝石。|JAMSTEC BASE
    neco22b
    neco22b 2022/05/04
  • 石油と同じ成分をつくり出す植物プランクトンを発見

    文:立山 晃/フォトンクリエイト 石油は、太古の生物が合成した有機物が、高温・高圧の地下で長い時間をかけて化学的に変化してつくられたと考えられています。 ところが2021年7月、JAMSTEC地球環境部門の原田尚美部門長たちは、北極海で採取した植物プランクトンが、石油と同じ成分をつくり出していることを公表しました。 その特殊能力を利用して高品質のバイオ燃料やバイオプラスチックをつくることができれば、地球温暖化や資源問題の解決に貢献できます。 原田部門長に、今回の発見について聞きました。 どんな生物が石油と同じ成分をつくるの? ──石油と同じ成分をつくっていたのは、どのような生物ですか。 私たちが2013年、北極海のチュクチ海で採取したディクラテリア・ルトゥンダ(Dicrateria rotunda)という植物プランクトンです。ハプト藻の仲間で、動き回るためのべん毛を持っています。 ディクラ

  • 日本海溝沈み込み帯で発生したゆっくり地震を再現 —ゆっくり地震域は巨大地震発生域?— プレスリリース<海洋研究開発機構

    2015年 10月 16日 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人京都大学 防災研究所 国立大学法人筑波大学 ブレーメン大学海洋環境科学センター 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)海洋掘削科学研究開発センター沈み込み帯掘削研究グループの伊藤喜宏招聘主任研究員(務:京都大学防災研究所地震予知研究センター准教授)、氏家恒太郎招聘主任研究員(務:筑波大学生命環境系地球進化科学専攻准教授)らは、ドイツのブレーメン大学、京都大学防災研究所、筑波大学と共同で、東北地方太平洋沖地震前に観測されたゆっくり地震(※1)を地球深部探査船「ちきゅう」で採取した試料を用いた室内実験により再現することに成功しました。通常の地震では、岩盤が数秒から数十秒間で急速に滑りますが、ゆっくり地震では、数日から1年以上かけてゆっくり滑ります。東北地方太平洋沖地震発

    neco22b
    neco22b 2015/10/18
    タイトルから「ゆっくりしていってね!!! 」のキャラが振動して地震を起こしているイメージが思い浮かんだ
  • エノキは煮崩れるのか? ― キチンが超臨界水中で分解される様子を高解像度顕微鏡で観察 ― プレスリリース<海洋研究開発機構

    1.概要 海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)海洋生命理工学研究開発センターの出口茂研究開発センター長らは、深海熱水噴出孔に見られる高温・高圧の水環境で起こる物理・化学現象を直接観察できる高解像度光学顕微鏡を用いて、250気圧の高圧下でエビやカニなどの甲殻類に含まれる多糖の一種「キチン」が400℃近い高温・高圧水中で分解される様子を観察することに成功しました。さらに、キチンを主成分とした細胞壁をもつエノキの細胞の構造が、200℃以上で煮崩れ始め、最終的に400℃近辺で完全に分解される様子を観察することにも成功しました。 キチンはセルロースに次いで世界で豊富に存在するバイオマス(※1)とされ、その有効活用が期待されています。一方、同じく高温・高圧の環境である深海の熱水噴出域にもハオリムシやゴエモンコシオリエビなどキチン質からなる深海生物が生息していることが知られています。JAMSTEC海洋生

  • マリアナ海溝世界最深部に生息する超深海性ヨコエビの特異な生態の解明と新規セルラーゼの発見 プレスリリース<JAMSTECについて<独立行政法人海洋研究開発機構

    1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)海洋・極限環境生物圏領域の小林英城主任研究員らの研究チームは、マリアナ海溝チャレンジャー海淵の世界最深部(深度、10,900 m)に生息するヨコエビ(学名:Hirondellea gigas, 和名:カイコウオオソコエビ)の生態解明に取り組み、その性究明において、タンパク質、脂質、多糖類などに対する分解活性を解析したところ、新規で有用性の高い消化酵素の検出及び精製に成功しました。 その結果、カイコウオオソコエビは、植物性多糖を分解するセルラーゼ、アミラーゼ、マンナナーゼ、キシラナーゼといった酵素を保持し、それら酵素の反応生産物であるグルコース、マルトース、セロビオースを大量に体内に含有しており、超深海において植物を分解、栄養としていることが明らかになりました。 また、各酵素の性質について調べたところ、これら酵素は高い反応性を有して

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