タグ

ブックマーク / www.nippon.com (7)

  • 水道事業の耐震化4割止まり―厚労省 : 浄水場ワーストは東京都13.2%

    元日の能登半島地震では水道管の断絶や浄水施設の損壊で石川県の広範囲で断水が発生。何日もお風呂に入れない、炊事や洗濯に苦労する被災者の姿が繰り返し報道された。人口が多い大都市部で大震災が発生したら…水が出ないことによって引き起こされる混乱はさらに大きくなるのでは。 厚生労働省が公表した2022年度末時点の水道施設の耐震化の状況は、いずれも40%台前半と依然として低い状況にあった。 導水管や送水管など、「基幹管路」と呼ばれる水道管の耐震適合率は全国平均で前年度から1.1ポイント上昇の42.3%。都道府県別では神奈川県の73.6%がトップで、東京都66.8%、埼玉県62.3%と続いた。耐震化率が最も悪かったのは高知県の24.8%で全体的に「東高西低」の傾向があった。 一方、浄水施設の耐震化率は前年度比4.2ポイント上昇の43.4%。河川などから取水し、いくつもの工程を経て浄水する処理系統の全てを

    水道事業の耐震化4割止まり―厚労省 : 浄水場ワーストは東京都13.2%
    neco22b
    neco22b 2024/03/28
  • 足並み乱れる各国、鍵は長期的なアプローチに―欧州から見たガザ紛争

    ウクライナ戦争では対ロシアで一致結束した欧州諸国。イスラエル・ハマスの戦闘を巡っては、各国の世論は分裂し、足並みの乱れが目立つ。 ロシアウクライナ戦争は、ウクライナに甚大な被害を与えるとともに、これまでにない結束を欧州にもたらすことにもなった。ロシアの軍事的脅威を前にして、欧州27カ国が集まる欧州連合(EU)や英国、ノルウェーなど各国の団結と連帯意識は、侵攻開始から2年近くを経ても、大枠では揺らいでいない。ハンガリーがウクライナ批判を繰り返すなど多少の脱線や確執があるとはいえ、欧州が一致して危機に立ち向かう態勢は、曲がりなりにも維持されている。 それだけに、昨年突如勃発したイスラエルとイスラム主義勢力ハマスとの軍事衝突では、欧州各国の足並みの乱れが、逆に目立つ。どちらの立場を支持するか、それほどの危機感を抱くか。各国の世論は分裂し、それぞれの政府の対応も定まらない。 欧州は今後、この紛争

    足並み乱れる各国、鍵は長期的なアプローチに―欧州から見たガザ紛争
  • 上総広常はなぜ源頼朝に殺されなければならなかったのか

    大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、佐藤浩市さんが演じる坂東武者・上総広常がキーマンの1人となっている。広常は源頼朝が鎌倉入りするうえで重要な役割を果たし、かつ鎌倉武士団において最も強大な軍事力を擁していた。だが、突然の惨劇が彼を襲う。頼朝によって誅殺されるのである。いったい、なぜ殺されなければならなかったのだろう? 双六の最中に梶原景時が斬りかかり… 天台宗の僧侶・慈円(じえん)が著した史書『愚管抄』(ぐかんしょう)は、承久2(1220)年頃の成立とされ、『吾鏡』と並んで鎌倉時代初期を知るうえで重要な書だ。慈円は頼朝と面識があった公卿・九条兼実(くじょう・かねざね)の弟である。 その第六巻は建久元(1190)年、京都に上洛した頼朝が後白河法皇にこう話したと記している。 「(頼朝から)命を受けた梶原景時が介八郎(広常)を殺した(中略)その時、景時は広常と双六をしていたが、景時が双六の盤の上

    上総広常はなぜ源頼朝に殺されなければならなかったのか
    neco22b
    neco22b 2022/12/14
  • ウクライナ侵攻に見るロシアと未承認国家の関係の変化:南オセチアでは親ロ派「大統領」が敗北

    ロシアウクライナ侵攻で注目を集めたドネツクやルハンシク、沿ドニエストル(モルドヴァ)といった旧ソ連の非承認国家。これまでロシアが影響圏形成のために利用してきたが、その相互関係に変化の兆しが見えてきた。 紛争が生みだした未承認国家 旧ソ連地域では多くの戦争・紛争が発生してきたが、それらの中には「凍結された紛争(Frozen Conflict)」ないし「長期に及ぶ紛争(Prolonged ConflictないしProtract Conflict)」となり、「未承認国家(Unrecognized States)」を生み出してきた。未承認国家は、簡単に言えば、「ある主権国家からの独立を宣言し、国家の体裁を整え、国家を自称しているが、国際的に国家承認を受けていない」エンティティ(政治的な構成体)である。現在、もっとも説得力を持つ未承認国家の定義は、ニーナ・カスパーセンによる以下5項目から成るものだ

    ウクライナ侵攻に見るロシアと未承認国家の関係の変化:南オセチアでは親ロ派「大統領」が敗北
  • プーチンが最も恐れているもの

    米国のインターネットサイトThe Journal of Democracy に2022年2月22日に公開された標記の論文(原題はWhat Putin Fears Most)を翻訳し、日語版読者の皆さんにお届けする。 ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。ロシアのプーチン大統領は皆さんに、侵攻はNATO(北大西洋条約機構)のせいであると信じてもらいたいと考えている。動員された19万人に上るロシア兵や海兵ではなく、NATOの東方拡大がこの危機の主因であるとしばしば(この侵略が始まった際のロシア国民に向けた演説を含めて)主張してきた。 「ウクライナ危機は西側諸国の過ちにより引き起こされた」と主張する米国の政治学者ジョン・ミアシャイマーの2014年の『フォーリン・アフェアーズ』の挑発的な論考以来、NATO拡大に対するロシアの反動という物語がウクライナでこれまで継続してきた戦争を説明するための(正

    プーチンが最も恐れているもの
  • レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん

    80年代半ば、レゲエ音楽にデジタル革命をもたらし、“モンスター・リディム”と称される「スレンテン」。その誕生の裏側には、カシオ計算機(社:東京都渋谷区)の電子キーボードと新卒の女性開発者の存在があった。スレンテンのルーツ・奥田広子さんが、初めてベールを脱ぐ。 スレンテンのルーツはカシオトーンの音源 ジャマイカのシンガー、ウェイン・スミスの『Under Mi Sleng Teng(アンダ・ミ・スレンテン)』は、レゲエの世界に革命をもたらしたと言われる。友人のノエル・デイヴィーと2人で、カシオの電子キーボードを使って作曲したダンスホール・レゲエだ。1985年に大ヒットすると、デジタル音の心地よく、常習性のあるリズムは、またたく間に世界中に広がっていく。 レゲエでは、ドラムとベースのリズム体を「リディム」や「バージョン」、「オケ」などと呼び、これを繰り返すことで曲に鼓動を生む。同じリディムで複

    レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん
    neco22b
    neco22b 2022/01/04
  • サバの輸入国から輸出国になった日本 : 小型サバをアフリカに輸出、脂の乗ったノルウェー産を輸入

    Japan Data サバの輸入国から輸出国になった日 : 小型サバをアフリカに輸出、脂の乗ったノルウェー産を輸入 経済・ビジネス 暮らし 2019.02.01 サバ味噌煮、サバ塩焼、締めさば――サバは和の王道材だが、いまや、日がサバ輸出大国となっているのをご存知だろうか。 1999年は輸入量17万トンに対して、輸出量はわずか2000トンだった。2004年頃から輸出量が急激に増加し、06年には17万トンとなり、輸出入量が逆転した。06年の輸出先は中国4万7700トン、韓国2万8500トン、タイ2万3300トンとアジア3カ国が全体の6割を占めた。 ここ数年、輸出先として存在感が増しているのがアフリカ諸国だ。18年は輸出量24万8700トンのうち、ナイジェリアが5万500トン、エジプト4万5700トン、ガーナ2万5700トンなど5割以上をアフリカ諸国が占めた。アフリカでは保存としてサ

    サバの輸入国から輸出国になった日本 : 小型サバをアフリカに輸出、脂の乗ったノルウェー産を輸入
    neco22b
    neco22b 2019/02/03
    資源管理としては欧州が正しいが大きく育つまでには他の大型魚とかにも食われるので数が限られる。結果、弱小国の国民にしわ寄せが行っているような?弱者救済しながら資源管理も考えてみる必要があるのでは?
  • 1