ヨーロッパ諸国では特に「若年層の高失業率」が社会問題化しており、その状況推移を推し量るため、【EU統計局(Eurostat)】が定期公開している、統計データの最新版で確認をしている。今回はその2012年11月30日発表・同年10月分の値を基に各種グラフを更新し、状況の把握を試みることにする。スペインとギリシャの若年層失業率はすでに5割を超え、6割に迫る勢いである(該当リリース:【Euro area unemployment rate at 11.7%(PDF)】)。 文中・グラフ中にあるEA17やEU27については一覧ページ【ヨーロッパ諸国の失業率動向(EU統計局発表)】上の解説部分で確認してほしい。 ILO基準における2012年10月時点の発表データによる失業率は次の通り。なおこのグラフもあわせ今記事では、直近2か月分のデータが未掲載(調査途中)の場合、原則として掲載時最新月分のデータを
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