[ロンドン 5日 ロイター] 5日の欧州株式市場は続落して取引を終えた。ぜい弱な世界の経済成長に対する懸念に加え、ユーロ圏の債務危機がイタリアとスペインへ波及するのではとの警戒感から、週間ベースとしては約3年ぶりの大幅な値下がりとなった。 ただ、米雇用統計の内容が予想よりも強かったことを受け、下げ幅は限定的だった。 FTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は17.70ポイント(1.78%)安の975.02で、終値としては13カ月ぶりの低水準。週間の下落率は9.8%と2008年10月以来の大きさとなった。 DJユーロSTOXX50種指数.STOXX50Eは37.14ポイント(1.54%)安の2375.15。 MSCI欧州指数.MSCIEUを構成する株式の時価総額は今週、およそ8200億ドル減少した。 SVMアセット・マネジメントのマネジングディレクター、コリン・マクリーン氏は「投資家