ISPは、AIを使った異常検知エンジン「gLupe」の開発に成功しました。Factory Automation(以降、FA) / 監視ソリューションでの応用が期待され、多くの注目を集めています。本稿では、ISPのAI異常検知エンジンの仕組みと特徴についてご紹介します。 by Tadaharu Inoue 2016/06/27 ≪ 製品Webページはこちら https://glupe.jp ≫ 「異常検知」とは 定常状態から外れた状態を検知すること全般を「異常検知」と呼んでいます。例えば、製造ラインに流れている製品のキズを自動で見つけたり、食品への異物混入を検知したり、監視カメラに映っている映像からいつもと違う状況を検知したり…、といった用途を想定しています。 「異常検知」をAIで解決する際の課題 これらのシチュエーションに共通していることとして、異常状態のデータを収集しにくい、といったこと