予約サイトから付与される特典のポイントを目当てに、京都市のホテルを無断キャンセルしたとして逮捕された親子は、1年ほどの間に各地で3000回を超えるキャンセルを繰り返し、予約先の被害額は1億円余りにのぼることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は2人を12日にも再逮捕し、さらに詳しく調べる方針です。 警察は親子が予約サイトから付与される特典のポイントを目当てにキャンセルをしていたと見ていて、捜査関係者によりますと、治子容疑者は「おととし、宿泊の予約変更をした際に、変更前の予約でも特典のTポイントが付与されているのに気付いた」と供述しているということです。 親子のサイトの利用履歴などを調べた結果、先月までの1年弱の間に各地で3200回ほどの無断キャンセルを繰り返し、予約先の被害額はおよそ1億1500万円にのぼることが確認された一方、およそ250万円分のTポイントを不正に得ていたと見られてい