このコラムについて 日本の「住まい」の大きな部分を占めるマンションは、天災、耐震偽装、施工不良、コミュニティの弱体化などの「リスク」をはらむ。大規模修繕や建て替えの「決断」にも迫られる。一方で、何事にも共同で立ち向かえるメリットも存在する。いたずらに危機感を煽っても先はひらけない。実際にどのような課題があるのか、それを乗り越え、「安全・安心・快適」に暮らすにはどうすればいいか。現場に立つ人々のルポを通して探る。「マンションに住んで幸せになる」道はなだらかではないが、必ず解決策はある。そして、住まいについて考えないことが最大のリスクなのだ。 記事一覧 記事一覧 2008年4月22日 (17)東京の団地と大学、老いた集合住宅の新しい「幸せ」に挑む 高島平団地と大東文化大学の地域再生 老いるコミュニティを元気にするには「若い世代」を呼び込む必要がある。が、頭ではわかっていても実践策が見えない。そ