バチカンのサンピエトロ大聖堂(Saint Peter's Basilica)で新任の枢機卿らの就任式を終えたローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI、2010年11月21日撮影)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【11月22日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Pope Benedict XVI、83)が、条件付きで初めてコンドーム使用を容認するコメントをしていたことについて、エイズ撲滅活動家からは、避妊を禁じてきたカトリック教会の過去と決別し、多くの生命を救う画期的なコメントだと歓迎する声が上がっている。 法王のコメントは、ドイツ人ジャーナリスト、ペーター・ゼーバルト(Peter Seewald)氏とのインタビューで述べたもので、法王は「倫理上の解決手段として」との条件付きで、コンドームの使用は正当化されるとの見解を示した。 今週発売予定の書籍『