徳島市立図書館が14日、投函(とうかん)するだけで借りた図書の返却ができる「図書返却ポスト」をJR徳島駅構内に設置し、開設式を行った。JR四国によると、駅舎内に公共図書館の図書返却ポストが常設されるのは四国初という。 図書館利用者の利便性を向上させ、鉄道利用の促進につなげるのが目的。ポストの運用は始発から最終列車の時間で、投函できるのは本のみ(CDやDVDは不可)。開設式には原秀樹市長や市のイメージアップキャラ「トクシィ」も参加し、ポストに掛けられたリボンを外した。
自治体が協力して地域づくりを行う定住自立圏構想を進める徳島市と周辺市町村は4月から連携事業を拡充した。病児・病後児保育が5市町村間で、図書館は3市町間で新たに相互利用が可能となり、市民サービスの向上につなげる。 構想に参加しているのは徳島、小松島、勝浦、上勝、佐那河内、石井、神山、松茂、北島、藍住、板野、上板の12市町村。昨年9月末に圏域で取り組む連携事業を盛り込んだ「共生ビジョン」を策定した。 4月から始めた病児・病後児保育の相互利用は徳島、小松島、石井、勝浦、佐那河内の5市町村で実施。5市町村の住民であれば、域内6カ所の受け入れ施設のどこでも1日1800円の統一料金で利用できる。徳島、石井、北島の3市町の住民はそれぞれの図書館で貸し出しを受けられる。 また、農業の基礎知識・栽培技術を学ぶ徳島市の「市民ファーマー講座」の受講と、NPO法人や市民団体の育成・活動を支援する徳島市市民活
財政難で図書購入費減額に苦しむ徳島県立図書館が、昨夏から「県立図書館応援事業」と銘打ってベストセラー本の寄贈を受け付けているものの、反応はいまひとつだ。これまでに提供されたのは62冊にとどまる。利用者の要望に応えるため、あらためて協力を呼び掛けていく。 県立図書館の図書購入費は、1億円を超す時期もあったが、本年度は3230万円にまで減少。同じタイトルのベストセラー本の購入は2冊程度に抑えており、昨年7月末から順番待ちの多いベストセラー本のリスト(20冊程度)を作り、カウンターやホームページに掲示して提供を求めた。 寄贈は2009年度に24人から41冊、本年度は9月末までに16人から21冊あった。09年度は毎月5冊程度で、本年度は毎月3~4冊に減っている。 リストは2週間に1度更新していて、どの本も書店で平積みされているような新刊や話題作ばかり。同館は「読み終えていなかったり、家族で共
徳島大学は、付属図書館の公式キャラクターを決めた。親しみやすい「ゆるキャラ」で、館の利用拡大を促す。国立大学図書館協会(事務局・東京)によると、公式キャラクターを持つ大学図書館は「かなり珍しい」という。 キャラクターは、阿波のタヌキをイメージした「タヌキーナ先生」や、本を頭に載せたフクロウの「Dr・ホー」など6種類。キャンパスがある常三島と蔵本の「常」と「蔵」をもじった「つねくら学園」で学ぶ動物という設定。キャラクターの種類は今後も増やす予定。 企画したのは大学事務補佐員の森歩美さん(31)=徳島市方上町合ノ町。2009年3月に、図書館の情報検索の説明書をつくる際、「利用者に親しみを持ってもらえるように」という思いから、キャラクターを描いたのがきっかけ。 「新着図書コーナー」や「コピー機」といった館内の掲示にも使うようになり、公式キャラクターに“格上げ”した。ホームページでも活用する
24日夕、大雨で増水した阿南市の那賀川でおぼれた富岡小学校2年生の小林悠那ちゃん(7)=同市向原町下ノ浜=を、一緒にいた愛犬ラブ=ラブラドルレトリバー、雄12歳=が泳いでいき、助け出した。悠那ちゃんは「ラブはわたしを救ってくれた神様」と感謝している。 悠那ちゃんと母親の美佳さん(28)が24日午後4時半ごろ、ラブを連れ、いつも訪れる同市那賀川町大京原の那賀川沿いを散歩していた。川は増水し、河原が水に漬かっている状態だった。 浅瀬で遊んでいた悠那ちゃんは、美佳さんが目を離した間に、深みに足を奪われた。浅瀬に上がろうとしたものの、思いのほか流れが速い上、服が体にまとわりついて泳げない。みるみるうちに、約5メートル離れたところまで流されてしまった。 もがいている悠那ちゃんに美佳さんは気づき、助けに行こうとした。そのとき、傍らにいたラブが川へ飛び込んだ。まっしぐらに悠那ちゃんの元へ泳いで近づ
【速報】宝塚「幹部や上級生の行為の多くがハラスメントに該当」遺族側に伝える 3月中に合意目指すも両者の間には「相当程度の開き」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く