今期、2期連続の赤字となる見込みの日本マクドナルドホールディングス。業績低迷が続く中で、改革のキーマンとして注目されているのが下平篤雄副社長だ。下平氏はマクドナルド生え抜きの幹部。2009年に大手FC(フランチャイズ・チェーン)に出向(後に転籍)したが、今年1月に立て直しのために本社に呼び戻された。同社は、既存店売上高が前年比プラスに転じる“V字回復”の計画を発表している。だが、6月は同マイナス23.4%と苦戦が続いている。「下期V字回復」との計画に狂いはないのか。下平氏が日経ビジネスの単独インタビューに応じた。 6月の既存店売上高は前年比マイナス23.4%と依然厳しい。業績予想では、7月からの下期にV字回復するとの計画ですが、本当に達成できるのでしょうか。 下平:ほぼ予想通りに回復しています。中国の仕入れ先が使用期限切れのチキンを扱っていたことが明らかになったのが、今からちょうど1年前。
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