リクルートはフリーペーパー「R25」と「L25」の日本ABC協会への部数報告を2009年8月発行号からやめていることがわかった。理由について同社は09年9月1日、「公査を受けるのに何十万円とかかる。コスト削減のため」と説明している。
<テレビウォッチ>いま書店には「希望」をうたった本があふれる。「希望がないからだ」という。7月の失業率5.7%、この半年の自殺者1万7000人は、ともに史上最悪だ。これでは社会に希望がもてない。 「希望」を学問として考える人たちがいた。「希望学」と名付けたのは、玄田有史・東大社会科学研究所教授だ。2005年から経済、歴史、哲学などの有志40人と調査、分析、討論を重ねて来た。 「希望には物語が必要」 専門は労働経済学。ニート、フリーターとの出会いから、「社会のあり方が、若者から希望を奪っているのではないか」と感じたのがスタートだったという。「希望は若者のものでしょう。それをもてないというのは、学問として考えないわけにはいかない」 アンケート調査で、3人に1人(36.2%)が「希望を持てない」「あっても実現できない」と答えている。格差もあった。年収1000万円以上では、「希望はある」の割合が高
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