Appleは米国時間8月20日、サムスン電子の「Galaxy Nexus」は、音声アシスタント機能「Siri」を含む、「iPhone」の主要機能の多くをコピーしているため、米国での販売が禁止されるべきだと主張した。 これはカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所で争われたAppleとサムスンの最初の弁論でなされた主張の繰り返しとなっている。なお、この際にはAppleの主張が認められたものの、サムスンが控訴したため、両社はワシントンD.C.の米連邦巡回控訴裁判所で再び争っている。 Galaxy Nexusをめぐる今回の裁判は、カリフォルニア州サンノゼで行われている裁判とは別のものである。サンノゼで行われている裁判ではハードウェアのデザインや操作感が争点となっている一方、今回の裁判ではソフトウェアの機能が争点となっており、Googleが戦いに巻き込まれる可能性もある。 Bloombergの20日