秋田県横手市の自営業新田祐子さん(50)が、集団的自衛権行使容認を柱とした安全保障関連法案の国会審議の論点をテーマごとにまとめ、ホームページ(HP)で公開している。支持政党も政策への関心もなかったという新田さんが、かみ合わない議論の中身が気になり、やりとりをまとめた。分かりやすさが評判を呼び、これまでのアクセス数は一万三千件を超えている。 (安藤美由紀) タイトルは「安保法案の論点整理」。八月二十一日までの審議内容を議事録やネット中継で点検した。参院の審議は自衛隊の身分や武器・弾薬、シミュレーションなど十一の大項目に分類した。 大項目「シミュレーション」のうち「火消しのたとえ話」という中項目を開くと、七月二十八日の安保法案に関する参院特別委員会のやりとりが見られる。 安倍晋三首相が民放テレビ番組で、他国を武力で守る集団的自衛権について自宅と他人の母屋とその離れに例え、離れから火が移りそうな
![東京新聞:論点スッキリ 安保くっきり 秋田の女性ネット公開が人気:政治(TOKYO Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a0608e6fc3d132bf67cbd0a9f8aaf44ee422548/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.tokyo-np.co.jp%2Fs%2Farticle%2Fimages%2F2015090599140954.jpg)