![「年収1075万以上」が「300万円以上」になる日](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6266de3c74fb393c5f18879a20e678f86d75e075/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkei.com%2Fatcl%2Fopinion%2F15%2F200475%2F073100116%2Ffb.jpg)
近頃、「日本会議」という保守系団体が注目を集めている。改憲勢力のなかで重要な役割を果たしているとされ、全国に約4万人の会員を抱えている。憲法改正をめざし政治運動をしているにもかかわらず、政治団体の届けをしていないため、不明な点が少なくない。 その意味でも、本書『ドキュメント 日本会議』はきわめて貴重なドキュメントだ。丹念な取材と膨大な一次資料によって、日本会議の実態に迫ろうとしているからである。本書の内容を簡単に紹介しよう。著者によれば、日本会議のルーツは新宗教「生長の家」にあり、左派学生による学園紛争でキャンパスが席巻されていた時代にさかのぼる。民族派学生は、左翼学生との闘争のなかで同志を結集していったが、安保闘争の終結により求心力を失っていった。三島事件を契機に方針転換するものの、それもうまくいかず、従来の運動論を放棄。神社界とも連携を図るようになり、「解釈改憲路線」に転換したのである
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