京浜工業地帯で半世紀にわたり、働く人々や子供たちに、読書の喜びを伝えてきた県立川崎図書館(川崎市川崎区富士見)が「50年史」(A4判100ページ)を刊行した。産業や科学技術分野の書籍収集に力を入れ、全国でも珍しい「社史コレクション」を持つ異色の公共図書館の歴史を常勤職員24人が執筆。公害問題などの社会情勢と絡めながら紹介する力作となった。同館では、「工業都市・川崎のユニークな図書館の歴史と役割を知ってほしい」と話している。 同館は1958年11月、県内二つ目の県立図書館として現在地に開館。横浜・紅葉ヶ丘の県立図書館には人文系の書籍が多かったため、川崎図書館は当初から、産業や科学技術などの理系分野の書籍収集に力を入れ、現在、約23万冊の蔵書のうち、約7割の16万冊以上が理系書籍という。 50年史では、第1章でこれまでのサービスや設備の変遷を紹介。第2〜4章で、「工業図書館の使命」のほか、「科
相模原市は来年1月から、市立図書館や公民館図書室で、本・雑誌の書籍やビデオ・CDの視聴覚資料を借りながら督促を受けても返さない利用者について、新規貸し出しを停止する。督促費用のむだを省き、期限を守る利用者と不公平にならないようにする。 貸出期間は書籍が14日間、視聴覚資料が7日間。市によると07年度、返却期限から30日以上過ぎても返さない未返却は、約2万8000人(貸出者数の2・1%)、約5万3200冊(貸出冊数の1・7%)あった。返却を求める督促に約160万円かかった。 また長期間返却されないため所蔵リストから除籍した本は2866冊(約460万円相当)に上った。督促費用や除籍で市は損害を被り、返却されない本などを利用したい人が借りられなくなるため、新しい制度を導入する。貸し出し停止になった人は、借りたものをすべて返却するか費用弁償するまで、新規の貸し出しや予約を受け付けられない。【高橋和
図書館の主要な業務の一つに、レファレンスサービスというものがある。ものすごく簡単に言うと、ユーザーの疑問や質問に答えることだ。「○○について知りたい」「××について調べたい」というユーザーが来た時に、求めている情報や資料、あるいはその調べ方を提供する役割である。 ということを踏まえたうえで、以下に引用。 分からないものを検索する 技術力が全くない人間であっても、検索エンジンは、正しく問いさえすれば、あらゆる答えを教えてくれる。 問題になってくるのは「問いかた」で、自分が抱えている問題をどう言語化すればいいのか、 分からない人はたいていの場合これが分からないし、分からないものは、検索できない。 「問題」と「検索」との間に、誰か「人」に入ってもらうと、「何が問題なのか分からない」問題は、 しばしば検索可能な、解答可能な問題に置き換わる。 次世代の検索エンジンは、たぶん「ここではないどこか」みた
大学が公共図書館の指定管理者(候補)に ・関市議会HP 平成20年第4回定例会議案等質疑通告書 (PDF上のP4 参照) 今朝の岐阜新聞に掲載されていたのだが、Webに記事がないので、市議会の通告書をリンクしておきますが…そうか、この間の私のレジュメが欲しいというのは、こういう事だったのか。 つまり、関市立図書館の指定管理者として、中部学院大学を特定者指名するという前提で条例改正案が議会に提出されたということです…ね(特定者指名というのは新聞にはなかったが)。記事では日図協のコメントとして、大学を指定管理者にするのはおそらく初めてではないか、という記述もあり。指定管理業務の範囲が不明なのだが、全面的なのかなぁ… うーん…意図不明。中部学院大学は確かに司書課程あるけど、司書講習も含めていわゆる資格付与のみの体制なんだよね(教員体制参照)。専門課程ではないのに司書課程あるから専門性あり
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