ちょっと前、日本bibliobloggerが、中途半端なOPACなら、物品会計システムにしちまえ、と提唱していた。 まぁそれはそれで気持ちはわからんでもない。 ただ、そうしちまった瞬間に、図書館固有のデータ採取規則(目録法という)なんちゅーもんは要らないことになる(し、少なくともカタロガーなるものも要らないことに)。 でもじゃあ従来の日本図書館人が図書館固有のデータ、データベース(=図書館目録)をきちんと理解してたのかといえば、そうでもないような。 そもそも目録法の「パリ原則」で、目録の基本的機能が2つにまとめられているが、その日本語訳にいささかの疑念がある。 日本漢語訳がヘンなんだよなぁ(*゜-゜) 2つの機能はこんなふうに言うことができる。 既知文献の有り無しがわかるのを「識別機能」(identification or "finding list"の機能) 未知文献を検索条件から一覧表