カレンダーをめくらなければ3月のままで4月にならないと思っていたのですが、そんなわけはないですね。はい、みなに等しく4月はやってきます。前からまとめたいネタをまとめるための前座、というわけでひさびさ更新。 今年の4月は各独立行政法人にとって節目に。いくつかの機関にとって新しい中期目標がスタートする年だから、です。中期目標については以下を参考に。(以下、引用文中における太字は著者による強調) 独立行政法人通則法 第二節 中期目標等 第二十九条 主務大臣は、三年以上五年以下の期間において独立行政法人が達成すべき業務運営に関する目標(以下「中期目標」という。)を定め、これを当該独立行政法人に指示するとともに、公表しなければならない。これを変更したときも、同様とする。 中期目標=5年の期間、と思っていましたが「三年以上五年以下の期間」なんですね。なるほど勉強になりました。 それはさておき、中期目
2010年4月1日にCiNiiがバージョンアップしました。昨年4月のリニューアル以来、1年ぶりの機能強化です。といっても、CiNiiの基本的な機能や見た目にはほとんど変化はなく、新たに「著者検索」という機能がついたのが今回の目玉です。検索ボックスの赤いタブがそれです。 あっさりとした公式説明 - http://ci.nii.ac.jp/info/ja/index.html#20100401 もう少し詳しい説明 - http://cinii.jp/post/486298233/cinii-author-search CiNiiのデータベースに入っている著者名にIDを振って、その著者IDで検索できるようになった、ということなのですが、言うは易く行うは難しで、やろうと思ってから実現するまで1年がかりの大仕事でした。 中身の説明については上記リンクに任せるとして、ここではCiNii著者検索をなぜや
◇全国トップ級 1月の市民講座は定員4倍の人気--第2弾計画中 横浜市立大(同市金沢区)が、図書館に収蔵する約4万8000冊の「地方史コレクション」を広く市民に活用してもらおうとPRしている。蔵書数は全国でもトップクラス。1月に市民向けの公開講座を実施したところ、定員の4倍近い募集があり、今後も同様の講座を開くことを計画。大学側は「各地の歴史を読み比べて」と呼びかける。【高橋直純】 同大によると、地方自治体や郷土史家による地方史編さんが盛んになり出した1950年代後半から収集を開始。限られた予算の中で特色を出そうと、当時の司書が、無償配布されることが多かった地方史に目をつけたのがきっかけとされている。現在も年間約100冊が加わり、蔵書は国立国会図書館や東京大の図書館などと並ぶ規模という。 多くは書庫に並び、都道府県ごとに独自の分類番号を付けるなど検索しやすいように工夫。沖縄県からの利用者も
英語圏では、町の小さな図書館にも、ブリタニア百科事典とともに、同じ出版社が刊行したGreat Books of the Western Worldが並んでいる。 これはただの「世界の名著」ではない。 『本を読む本』を書いたモーティマー・J. アドラーがつくった、古典を横断して結び合わせる「トピックスによるインデックス(indexing by topics)」を搭載した有機的結合体だ。 この「トピックスによるインデックス(indexing by topics)」こそ、完成時には「シントピコン」という名が与えられた。シントピカル・リーディングとは、この特殊なインデクスの名前に由来するのである。 たとえば「正義」について、プラトンは、アリストテレスは、ベーコンは、ベンサムは、マルクスは、なんといっているのか? それを比較検討するにはどうすればいいのか? ジャンルも時代も書かれた言語さえ多岐に富ん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く