太平洋戦争末期の沖縄戦で激戦地の一つとなった沖縄本島北部の離島、伊江島で100人を超える日本兵が戦死したとされるごうのおおよその場所を記したアメリカ軍の資料が見つかったことなどを受けて、厚生労働省の担当者が7日、島を訪れ、遺骨収集に向けた調査を始めました。 沖縄本島北部の離島、伊江島では78年前の沖縄戦で激しい戦闘が行われ、日本側は当時島にいた住民のほぼ半数に当たる1500人が犠牲になり、兵士2000人が死亡しました。 沖縄で遺骨収集を行っているNPO法人がアメリカの公文書館で、106人の日本兵が戦死したとされるごうのおおよその場所を記したアメリカ軍の日報を見つけ、去年9月、伊江村に提供しました。 日報の場所は島の北側およそ10ヘクタールの範囲ですが、村は戦争体験者への聞き取りなどから範囲を1ヘクタールまで絞り込んでいます。 こうした中、厚生労働省の担当者2人が7日、島を訪れ、名城政英村長