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ブックマーク / ousta.hatenadiary.org (4)

  • 論文本体その2:ナノ粒子への曝露によって労働者が死亡したとする論文 - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ

    論文に載っている基礎的情報をメモ。 印刷工場の同じ部署で働いていた7人の若い女性患者は、5〜13ヶ月の曝露ののち2007年1月から2008年4月にかけて北京Chaoyang病院を訪れた。彼女たちはその前に地域の病院において複数の胸腔穿刺、抗生物質、抗結核薬、メチルプレドニゾロン/プレドニゾロンを含む治療を受けていた。 臨床検査は、細菌検査、ウィルス検査、免疫テスト、イメージング、機能検査、気管支鏡検査、経気管支的肺生検(TBLB)、胸腔鏡検査、ビデオ補助下胸部手術(VATS)、病理検査(胸膜、胸水、肺組織の光学顕微鏡とTEM観察)。 労働現場の調査は、中国CDC、北京CDC、地域CDCや医者によって実施された。患者が扱っていたペースト材料と局所排気装置(5か月間故障中)に蓄積していたダスト粒子は、GC/MSによって分析された。 すべての患者は、病因調査のため、および、症状緩和のために、胸腔

    論文本体その2:ナノ粒子への曝露によって労働者が死亡したとする論文 - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ
  • Andrew Maynard氏のブログ追っかけ - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ

    1月25日は、異分野の人たちにナノテクノロジーの重要性をいかに語るかという話。 ナノスケールでまったく異なる振る舞いをするようになるのだと言っても、目に見えない以上説得的ではない。ではどうするか。1つはアナロジーを使うというもの。Maynard氏はメントスミントとコークを使った方法を考えた。そこで早速、娘のBethanyと息子のAlex、そして娘の友人Polinaを引き連れて週末に実験を行った。その模様はビデオに撮ってyoutubeにアップされた。2粒のメントスを、A)そのまま、B)少しつぶす、C)細かくつぶす、の3通りに処理して、ダイエットコークのボトルに落とす。その結果は…少し予想と異なるものだった。Bが一番高く噴き出し、Cが最も長く噴き出し続けた。とくかく「サイズが重要だ(size matters)」という証拠になるので、これは使えると判断した。さらに、コアシェル構造を持つこともナノ

    Andrew Maynard氏のブログ追っかけ - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ
    nekoluna
    nekoluna 2009/04/09
    メントスコーラでナノテクの重要性を示してみせようとする話
  • オーストラリアでの皮膚がんvs.ナノリスク - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ

    オーストラリアはいま夏だということもあって盛り上がっている(記事)。年間1600人が皮膚がんで死亡しているオーストラリアでは「予防原則」の位置づけも違ってくる。サンスクリーンに含まれている二酸化チタンと酸化亜鉛の危険性を指摘し、予防原則(つまり、ナノ粒子の使用をやめること)の適用を主張するFriends of the Earth Australiaに対して、Therapeutic Goods Administration (TGA)やCancer Councilは、逆に、FoEに対して、紫外線の皮膚がんリスクよりもナノ粒子のリスクが上回ることを証明せよと主張する。予防接種や水道水の塩素消毒なんかに見られる、リスクトレードオフ状況下では予防原則の意味がよく分からなくなるという典型的なパターンだ。ただし、この構図はちょっと違ってて、サンスクリーンにナノ粒子を使わないという選択肢もある。実際、オ

    オーストラリアでの皮膚がんvs.ナノリスク - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ
    nekoluna
    nekoluna 2009/02/16
    「リスクトレードオフ状況下では予防原則の意味がよく分からなくなるという典型的なパターンだ」
  • 英国のWhich?が化粧品におけるナノ粒子についての報告書を発表 - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ

    Which? "Small Wonder: Nanotechnology in Cosmetics"(pdf) 英国系のメディアで、化粧品のナノ粒子の話題が盛り上がっている。特に、Daily Mail「ナノ粒子を使ったビューティクリームはあなたの体に毒かもしれない」はセンセーショナルに取り上げている。情報源は、英国の消費者団体であるWhich?による報告書"Small Wonder: Nanotechnology in Cosmetics"(2008年11月5日発表)だ(プレスリリース)。誤解してはならないのは、Which?は化粧品へのナノ粒子の利用に反対しているわけではない。彼らが懸念していることは、1)必要な安全性試験が実施されていないのでナノ粒子の安全性には不確実性があることと、2)消費者に対してナノ粒子が使用されていることが知らされていないことだ。 Which?は、67の化粧品会社

    英国のWhich?が化粧品におけるナノ粒子についての報告書を発表 - リスク論のネタ帳&ナノ追っかけ
    nekoluna
    nekoluna 2008/11/24
    ナノ粒子は健常皮膚からは生体内に入らないというコンセンサスがあるので・・;
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