AFC(アジアサッカー連盟)は9日、昨シーズンのAFCチャンピオンズリーグ王者である広州恒大に対し、同大会での複数の規約違反により、罰金と無観客試合開催の処分を科すと発表した。 広州恒大は昨年11月21日、UAEのアル・アハリをホームに迎えてACL決勝セカンドレグを戦った。AFCの発表によると、広州恒大は同試合に向けて行われたアル・アハリの非公開練習を撮影したうえ、優勝を決めた後には未許可のセレモニーを不正に実施。さらに、AFCのスポンサーの商業権侵害や、決勝セカンドレグを開催するうえでの安全対策や警備に関する多数の重大な違反が発覚した。 以上の違反に対し、AFCは広州恒大に罰金16万ドル(約2000万円)を科したほか、24日にホームで行われるグループステージ第1戦(東地区プレーオフ勝者1と対戦)を無観客にて開催するように命じる処分を下した。
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