9年前、岡山市の県立高校で野球部のマネージャーをしていた男子生徒が自殺した問題で、岡山県教育委員会が遺族と面会し、全面的に責任を認めました。 9年前の平成24年7月、岡山市の県立岡山操山高校で野球部のマネージャーをしていた当時2年生の男子生徒が、監督を務めていた男性教諭から叱責されたあと自殺しました。 この問題で、遺族の要望を受けて岡山県が立ち上げた第三者委員会はことし3月、「自殺の原因は監督からの激しい叱責などにあった」などと結論づけた報告書を県に提出しました。 岡山県教育委員会では、半年以上にわたって報告書の内容を精査した結果、3日、鍵本芳明教育長らが自殺した男子生徒の両親と面会し、報告書の内容を全面的に認めました。 面会の中で教育委員会側は、顧問による叱責と自殺の因果関係を認めることや、教育委員会や学校の保身のために問題の対応が遅くなったことなどを説明したということです。 一方遺族か
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