8〜9世紀頃に突然消え去ったマヤ文明の遺跡は、150年以上も考古学者を熱狂させてきた。その中の一つ、最も有名なマヤのピラミッドはその下に秘密を隠していた。 チチェン・イッツァのピラミッド(カスティーヨ)、あるいは「ククルカンの神殿」として知られる1000年前に建てられた遺跡の真下に、巨大なセノーテ(石灰岩大地が自然陥没して形成された井戸あるいは泉)が発見されたのだ。セノーテは内部に川が流れるほどの大きさを持つが、その天井が崩れてしまえば、遺跡もろとも崩壊してしまうのではないかと研究者たちは懸念している。