「ユナイテッドアローズ」と「ローソン」における スマートデバイス活用事例を紹介! スマートデバイスの企業導入が加速している。当初は営業資料の閲覧やオフィスのペーパーレス化など、効率化やコスト削減にフォーカスした施策が目立った。だが昨今は、基幹システムと連携させて発注処理のスピードを高めたり、分析ツールを利用可能とし、ビジネスの洞察を獲得しやすい環境を整備するなど、収益に直結する“攻め”の活用も広がりつつある。 一方で、そうしたメリットを引き出すために、多くの企業が運用体制の整備に悩んでいる。課題の1つはセキュリティだ。業務データという極秘情報をいつでも閲覧できるゆえ、従業員の過失が社の信頼失墜に直結する恐れもある。かといって、セキュリティポリシーを締め上げれば、スマートデバイスのメリットをスポイルすることになる上、コストもかさんでしまう。機動性と安全性、コストのバランスをどうとるのか。 そ