Windows XP対応の業務アプリケーションの改修が難しい場合は、Windows 7/8搭載PCやシンクライアントでも使えるよう「延命」させるのが有効だ。手法としては、仮想デスクトップやアプリケーション仮想化などがある。セキュリティリスク、様々なアプリケーションに対応する互換性の高さ、導入コストなどの兼ね合いから、最適な選択肢を選び取る(表1)。 大きく分類すれば、互換性を重視するなら仮想デスクトップ、コストを重視するならアプリケーション仮想化が選択肢に入る。 さらにアプリケーション仮想化には複数の方式があり、管理の容易性、必要なライセンスなど異なる点がある。アプリケーションによっては、ある方式では正常に動作しても、もう一方では動かない、といった相性の問題もあるので、入念な検証作業が欠かせない。以下、仮想デスクトップとアプリケーション仮想化の選び方や、その導入事例を紹介しよう。 約600
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