富士通は、「Ontenna(オンテナ)」のプログラミング教育環境を、無償公開を開始すると発表した。 Ontennaは、音をからだで感じるユーザインタフェースであり、音の大きさをリアルタイムに、振動と光の強さに変換して、伝達することができる。 Ontennaは音をからだで感じるユーザインタフェース 開発者である本多達也氏が、大学1年生のときに、ろう者と出会い、デザインやテクノロジーを用いて、ろう者に音を届ける研究を開始。2012年からスタートした音知覚装置の研究が、2014年に情報処理推進機構の未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトに採択。本多氏が2016年に富士通に入社後、プロのデザイナーやエンジニアとともに富士通社内にOntennaプロジェクトを立ち上げ、2019年8月からは製品として提供を開始している。 富士通 グローバルサービスビジネスグループ ビジネスマネジメント本部戦略企画統括部