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ブックマーク / piyolog.hatenadiary.jp (10)

  • XZ Utilsの脆弱性 CVE-2024-3094 についてまとめてみた - piyolog

    2024年3月29日、Linux向け圧縮ユーティリティとして広く利用されているXZ Utilsに深刻な脆弱性 CVE-2024-3094 が確認されたとして、研究者やベンダがセキュリティ情報を公開しました。この脆弱性は特定の条件下においてバックドアとして悪用される恐れがあるものとみられており、当該ソフトウエアのメンテナのアカウントにより実装されたソフトウエアサプライチェーン攻撃の可能性が指摘されています。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性の概要 xzとは主要なLinuxディストリビューションに含まれる汎用的なデータ圧縮形式で、今回問題が確認されたのはその圧縮・解凍ユーティリティであるliblzma(API)を含むXZ Utils。CVE-2024-3094が採番されており、Red Hatによって評価されたCVSS基値はフルスコアの10。影響を受けたライブラリをリンクしているssh

    XZ Utilsの脆弱性 CVE-2024-3094 についてまとめてみた - piyolog
  • メタップスペイメントの情報流出についてまとめてみた - piyolog

    2022年2月28日、メタップスペイメントは決済情報などが格納されたデータベースへ不正アクセスが行われクレジットカードを含む情報流出が判明したと公表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 複合的な攻撃を半年間受ける 不正利用懸念ありと連絡を受けたのはメタップスペイメントのイベントペイで2021年12月17日にクレジットカード決済を停止。さらに会費ペイを含む3サイトは2022年1月5日までにクレジットカードの新規決済を停止。その後2022年1月24日にバックドアの存在が確認されたことから、トークン方式のクレジット決済サービスを全て停止した。 攻撃を受けていたのは2021年8月2日から2022年1月25日の約6カ月。2021年12月14日にクレジットカード会社から連絡受領しその後調査するも自社での原因特定ができず外部機関でフォレンジック調査を実施。 不正アクセスはメタップスペイメントの決

    メタップスペイメントの情報流出についてまとめてみた - piyolog
  • Salesforceの設定不備に起因した外部からのアクセス事案についてまとめてみた - piyolog

    2020年12月25日、セールスフォースドットコムは一部製品、または機能を利用するユーザーにおいて、Salesforce上の組織の一部情報が第三者より閲覧できる事象が発生していると案内を掲載しました。また、12月に入り外部への情報流出の可能性を発表した楽天、PayPayがこの影響を受けたユーザーに含まれていたことが報じられています。ここでは関連する情報をまとめます。 設定不備で第三者からの情報閲覧事象が発生 www.salesforce.com セールスフォースドットコムが公開したリリースをまとめると以下の通り。 影響を受ける対象機能、製品はExperience Cloud(旧 Community Cloud)、Salesforceサイト、Site.com。 既に当該機能、製品利用組織において第三者による閲覧行為が発生している。 脆弱性起因の問題で生じた事象ではなく、ゲストユーザーに対する

    Salesforceの設定不備に起因した外部からのアクセス事案についてまとめてみた - piyolog
  • Dell製PCで確認されたeDellRoot証明書の関連情報をまとめてみた - piyolog

    DellPCで確認された勝手ルート証明書問題(Superfish2.0とも呼称されている)の関連情報をまとめます。 Dellの公式見解・サポート情報 更新:弊社PC証明書脆弱性について(eDellRoot証明書ならびにDSDTestProvider証明書) 弊社PC証明書脆弱性について(eDellRoot証明書) Dell System Detect Security Update Response to Concerns Regarding eDellroot Certificate Information on the eDellRoot certificate and how to remove it from your Dell PC Information on the eDellRoot and DSDTestProvider certificates and how to

    Dell製PCで確認されたeDellRoot証明書の関連情報をまとめてみた - piyolog
    nekoruri
    nekoruri 2015/11/25
  • 日本年金機構の情報漏えいについてまとめてみた - piyolog

    2015年6月1日、職員PCがマルウェアに感染したことにより、情報漏えいが発生したことを日年金機構が発表しました。ここでは関連情報をまとめます。 公式発表 日年金機構 2015年6月1日 (PDF) 日年金機構の個人情報流出について 2015年6月3日 (PDF) 個人情報流出のお詫び - 日年金機構 理事長 水島藤一郎 (平成27年6月2日) 2015年6月3日 (PDF) 個人情報流出の報道発表を悪用した不審な電話等にご注意ください! 2015年6月3日 (PDF) 日年金機構の個人情報が流出したお客様へのお詫びについて 2015年6月6日 (PDF) 日年金機構ホームページの一時停止について 2015年6月8日 (PDF) 日年金機構ホームページの暫定対応について 2015年6月22日 (PDF) 日年金機構の個人情報が流出したお客様へのお詫びについて 2015年6月

    日本年金機構の情報漏えいについてまとめてみた - piyolog
    nekoruri
    nekoruri 2015/06/03
    こうやって見ると、警視庁の捜査で具体的な情報漏洩が確認されたと思われる5/28を境にして対応の速度感が全然違うのが興味深い。
  • Logjam Attackについてまとめてみた - piyolog

    Diffie-Hellman(DH)鍵交換の脆弱性を使ったTLSプロトコルに対する攻撃「Logjam Attack」に関する情報をまとめます。 脆弱性概要 脆弱性の概要情報は次の通り。 愛称 Logjam Attack (攻撃手法の愛称) Webサイト https://weakdh.org/ アイコン 無し CVE CVE-2015-1716(Microsoft) 発見者名 次の合同チームにより発見 フランス国立科学研究センター(CNRS) フランス国立情報学自動制御研究所(INRIA) Microsoft Research ジョンズホプキンス大学 ミシガン大学 ペンシルバニア大学 Logjam Attackの概要 Diffie-Hellman(DH)鍵交換の脆弱性。この脆弱性を用いて中間者攻撃が行われている環境において、TLS接続を512bitの輸出グレード暗号にダウングレードし、通信経

    Logjam Attackについてまとめてみた - piyolog
    nekoruri
    nekoruri 2015/05/22
  • MS15-034で修正されたHTTP.sysの脆弱性 CVE-2015-1635についてまとめてみた。 - piyolog

    2015年4月のMicrosoftが公開した更新プログラム MS15-034で修正されたHTTP.sysの脆弱性について関連情報をまとめます。 脆弱性概要 脆弱性の概要情報は次の通り。 愛称 無し アイコン 無し CVE CVE-2015-1635 発見者名 “…the Citrix Security Response Team…” MSは協調的な脆弱性の公開を通じて情報を得たと発表。 HTTP.sys が特別に細工された HTTP リクエストを誤って解析した場合に、HTTP プロトコル スタック (HTTP.sys) にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、システム アカウントのコンテキストで任意のコードが実行される可能性があります。 この脆弱性の悪用には、攻撃者が特別な細工をした HTTP リクエストを影響を受けるサーバーに送信する必要があり

    MS15-034で修正されたHTTP.sysの脆弱性 CVE-2015-1635についてまとめてみた。 - piyolog
    nekoruri
    nekoruri 2015/04/16
    久々の一撃必殺ネタ
  • FREAK についてまとめてみた - piyolog

    輸出グレードのRSA暗号をサポートしていたことに起因する脆弱性FREAKに関する情報について関連情報をまとめます。 脆弱性概要 脆弱性の概要情報は次の通り。 愛称 FREAK (Factoring attack on RSA-EXPORT Keysの略) 輸出グレード暗号の強制使用に関する呼称 アイコン 無し CVE OpenSSL:CVE-2015-0204 AppleCVE-2015-1067 MicrosoftCVE-2015-1637 発見者名 miTLS Inria(フランス国立情報学自動制御研究所)とMicrosoft Researchの合同チーム FREAK Attackの概要 中間者攻撃が行われるまでのFREAK Attackの流れは次の通り。(3月6日更新) MITMの攻撃成立条件 以下の条件が成立する場合、通信内容の盗聴や改ざんの影響を受ける可能性がある。 接続元・

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    nekoruri 2015/03/04
  • Lenovo製品にプリインストールされているアドウェアSuperfishに関連する情報をまとめてみた。 - piyolog

    2015年2月19日、Lenovo製品のPCの一部にプリインストールされているアドウェアSuperfishに深刻な問題が確認されたとして報道されました。ここでは関連情報をまとめます。 公式発表 2015年2月19日 LENOVO STATEMENT ON SUPERFISH (魚拓:当初発表・変更後) 2015年2月20日 Superfishに関するレノボの見解 (魚拓:当初発表・変更後) 2015年2月20日 SUPERFISHの脆弱性 (魚拓) 2015年2月21日 Updated Lenovo Statement on Superfish (魚拓) 2015年2月21日 Superfish に関するレノボからのお知らせ(更新)(魚拓) 見解内容 2015年1月以降Superfishのサーバー側作用により完全に無効となっており、この無効化は市場に出回っている全てのSuperfishが対

    Lenovo製品にプリインストールされているアドウェアSuperfishに関連する情報をまとめてみた。 - piyolog
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    nekoruri 2015/02/20
  • オンライサービスや製品のHeartBleed(CVE-2014-0160)の影響についてまとめてみた - piyolog

    HeartBleedの影響についての情報のまとめです。(OpenSSL情報集約のページに書いていましたが量が増えてメンテナンスが大変になってきたため別記事としました。) 「影響あり」は特に記載無い限り、修正版の公開、または対応が済んでいます。随時更新・修正しています。piyokangoが勝手にまとめているだけですので、リスト掲載の情報だけを鵜呑みにせずリンク先の情報を確認してください。また掲載されていない情報があれば、@piyokangoまで教えて頂けると嬉しいです。 1. OS 対象名 CVE-2014-0160の影響 対象製品・バージョン Windows 影響なし − OSX 影響なし − Android ●影響あり(修正版提供時期不明) 4.1.1 iOS 影響なし − BlackBerry(smartphone) 影響なし − RHEL ●影響あり(日語) 6.5,7 Beta

    オンライサービスや製品のHeartBleed(CVE-2014-0160)の影響についてまとめてみた - piyolog
    nekoruri
    nekoruri 2014/04/16
    国内視点ではここが一番網羅してる。すばらしい。
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