戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。 7日の読売新聞に元陸将の村松栄一さんの「田母神論文批判」が掲載されていました。 それで彼の主張の概要の概要と私の感想を書いて見たいと思います。 ・(田母神さんは)自衛官が命を捨てる国防の根拠を「侵略の過去を持たない良い日本の歴史」に求めているが、交戦国は互いに異なった正義があるのは世界の常識で、日本の主張だけを正義としするのは客観性に欠いている。 戦争裁判は戦勝国の正義に基づく敗戦国への裁判であることを暗に認めている? そして敗戦国の正義は少なくとも自国内でさえ永久にいつまでも認められないのだろうか。 ・太平洋戦争はさておき、満州事変などは侵略を完全に否定できるだろうか。 私も前にも「満州事変から中国侵攻は侵略ではないとも言えないが、他の戦争は侵略ではない」と書いたが、村松さん