米フロリダ(Florida)州ゲーンズビル(Gainesville)で、イスラム教の聖典コーランを焼却するイベントについて記者団に状況を説明するダブ・ワールド・アウトリーチ・チャーチ(Dove World Outreach Center)のテリー・ジョーンズ(Terry Jones)牧師(2010年9月8日撮影)。(c)AFP/Paul J. Richards 【9月9日 AFP】米フロリダ(Florida)州ゲーンズビル(Gainesville)にあるキリスト教福音派の教会が、米同時多発テロから9年目を迎える11日にイスラム教の聖典コーランを焼却するイベントの計画を宣言した問題に揺れる米社会。しかし、米社会にはイベントを事前に中止させる手段がないのが現状だ。米憲法が言論の自由を保障しているからだ。 ■米国旗や十字架の焼却をも認める 米憲法修正第1条は、米市民が自由に意見を表明し平穏に集会