【宇佐美貴子】現代日本の季節感を表した「季節のことば36選」を25日、日本気象協会が発表した。一般公募で寄せられた約1600の言葉から選んだ。今後はテレビの天気予報などでおなじみになりそうだ。 4月「春眠」、8月「原爆忌」、10月「紅葉(もみじ)前線」、12月「冬将軍」などの言葉が並ぶ。7月は絞り込みきれずに四つの言葉が選ばれたため、実際は37選となった。 検討が始まったのは2011年2月。協会は当初、中国伝来の二十四節気に代わる、日本版の提案を目指していた。寒さの底なのに「立春」、8月はじめに「立秋」など「実際の季節感とずれている」といった意見や、「清明」「小満」など「なじみが薄い」言葉もあるためだ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら