見た瞬間に「これは自分に必要だ!」と直感が叫ぶ製品があります。そして見た瞬間に「これはいらないな」となんとなくわかるものも。 しかしたまに、見ただけではわからない、触ってみないとなにが起こるかわからない、そういう想像力の外側からやってくる製品との出会いがあります。 ブログみたいもん!の、というよりは最近はカバンプロデューサーの、と肩書きを変えたほうが通りがよさそうないしたにまさきさんの新作、「iPhoneも入るサイフ」がまさにそういった隙間をグサッと刺していて、言葉にするのが実に悩ましい。 レビュー用に2週間ほど使用した感想をまとめたいと思いますが、最初に書いておくと「iPhoneも」の「も」、ここにすべての可能性が予告されているのです。### 「iPhoneも入る財布」は財布なのかケースなのか 「iPhoneも入る財布」は「薄い財布」、「小さい小銭いれ」などのヒット商品で知られる abr
旧称:メリーさんの故郷の写真……メリーさんや横浜の裏話あれこれ、書籍販促計画など <<写真:本牧小港のチャブ屋女たち。戦前撮影>> 「黄金町バザール2014」のプログラムの一環として、8月30日(土) 午後4時から高架下のスタジオ、Site-D において、黄金町に5年間仕事場を借りている小説家・阿川大樹氏と風俗街浄化後の黄金町で最初にバーを開店した佐藤シンジ氏のトークショーが行われた。 会場にはおよそ20名くらいの熱心な観客がいた。 正直な話、トークの内容は凡庸で新しい情報はほとんど明らかにされず、刺激的とは言いがたかった。 しかしこのイベントの感想をまとめた togetter がすごいことになっている。 トークイベント「ちょんの間から大岡川を見つづけて」 Bar The Outsiders 店主・佐藤シンジ & 小説家・阿川大樹のまとめ - Togetterまとめ http://toge
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。 前の記事:「すごい」と思って見る > 個人サイト 長崎ガイド
■語り継がれてきた呪いの石仏 小泉八雲が54歳で亡くなって今年で110年。ひ孫で民俗学者の小泉凡さんが、小泉家に伝わる不思議な因縁話や怪異譚(たん)を本にまとめた。 凡さんの祖父一雄は戦前に、銀座の骨董(こっとう)屋で元禄の如意輪(にょいりん)観音の石仏を求め、庭に据えた。以来、友人が急逝するなど不幸な出来事が続き、手放した。戦後、出入りの植木屋に「みごとな如意輪観音が」と薦められて断る。あの呪いの石仏に違いないと。その後生まれた凡さんは、首をかしげて、ほおづえをつく癖があった。如意輪観音の生まれ変わり、と祖父は語っていたという。 凡さんの父親の時は船員で、戦時中にマリアナ沖で乗船が米国の潜水艦に沈められた。漂流中に助けられたのが日本の水雷艇「鷺(さぎ)」。八雲が創作した小泉家の家紋が鷺だった。 「こんな話が、松谷みよ子さんの表現を借りれば『あったること』として、普通に語り継がれてきた家系
県立金沢文庫における参考展示品の盗難について 県立金沢文庫では現在、企画展「仏教美術逍遥」を開催中ですが、このたび参考展示品の一部が盗難により紛失したため、9月7日日曜日に金沢警察署に被害届を提出しましたので発表します。 1 被害の状況と経過 9月7日日曜日午後4時30分頃、館内巡視中の職員が、1階吹抜展示室に設置している弥勒菩薩立像(複製)の前に参考展示している、檀上荘厳具(だんじょうしょうごんぐ)11種類48点(模型)のうち、独鈷杵(とっこしょ)1点が紛失していることに気付きました。 9月5日金曜日の閉館後に報道機関による取材がありましたが、その終了時点で、檀上荘厳具に異常がなかったことを職員が確認していることから、紛失は9月5日金曜日午後6時以降、9月7日日曜日午後4時30分までの間と考えられます。また、この間の閉館時間における機械警備に異常はありませんでした。 こうした状況から、
1854年3月、ペリー来航時に日本政府へ寄贈されていたジョン・ジェームズ・オーデュポン著『THE BIRDS OF AMERICA』が、大日本印刷(DNP)によって復元され、雄松堂書店が10月1日に発売、受注を始める。世界に112セットしか現存しない同書をDNPのプロジェクトチームが5カ月半を要して、世界初の8000万画素の原寸デジタル撮影に臨み、限定100セットを製作。雄松堂書店が定価は製本版(4巻)が453万6000円、未製本版(同)が345万6000円(いずれも税込)。同書は縦1メートル横68センチメートル。「世界最大の本」であるという。1巻当たりの重さ22キログラム。すでに世界の出版社と共同出版、販売代理店契約などを締結している。国内では、輸送上のダメージを考慮して、書店や読者と直接取引を行う。書店への条件は買切。 今後、同書を雄松堂書店の本社や丸善日本橋店に展示する計画もある。雄
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