「平成30年度 横浜市指定・登録文化財展」主催:横浜市歴史博物館・横浜市教育委員会 横浜市は、昭和62(1987)年12月に横浜市文化財保護条例を制定し、市域の歴史や文化、自然を理解するうえで重要な価値をもつ文化財、史跡等を指定・登録し、その保存・活用を行っています。 今回の展示は、平成30年度に指定される横浜市の指定文化財、また過去に指定された県・市の文化財を紹介します。その中でも南区宝生寺の絹本著色仏涅槃図は、南北朝時代の優品で、新発見の銘文とともに修復後初公開となります。また、金沢区瀬戸神社の木造随神坐像(2軀)は当館では初の公開。鎌倉時代特有のリアルで力強い造形は、見るものを圧倒します。横浜市内に伝えられてきた貴重な文化財をじっくりご覧ください。 【主な展示資料】 【絵画】 ◎絹本著色仏涅槃図 宝生寺(南区)所有(神奈川県立歴史博物館寄託) 平成23年市指定 【彫刻】 ◎木造随神坐