町田の古書・古本店「高原書店」(町田市森野1)が5月8日、閉店した。同店フェイスブックページで明らかにし、同日、東京地方裁判所で破産手続き開始の決定がされている。 同店は1974(昭和49)年、町田初の古書店としてオープン。数回の店舗移転で売り場面積を拡大しながら、相模原市や横浜市、新宿区などに支店を出店。1985(昭和60)年の小田急町田駅前のPOPビルへの本店移転では「大型古書店」として注目された。 古書販売に加えて、目録を兼ねた冊子の発行や店内の美術サロンを地元美術家の発表の場として提供。八木義徳さんや遠藤周作さん、桜田常久さんなど町田ゆかりの作家との交流もあったという。直木賞受賞作家の三浦しをんさんは大学卒業後、同店でアルバイトした。 現店舗には2001年に移転。もともと学習塾だった店舗の面積は約700平方メートル。1階~4階の各教室にジャンル別に本を収容。廊下に設置した本棚で白州
城山湖(相模原市緑区川尻)が現在、設備点検で10年ぶりに水が抜かれ、湖底があわらになっている。めずらしい風景を一目見ようと見物客が訪れている。 ダム堤体上からの眺め 水抜きで、荒涼とした湖底に直径24メートル・高さ10メートルの取水口2基と測水塔が出現。レトロなSF映画のワンシーンのようなおもむきがある。 神奈川県企業庁が12月に開く見学会は募集初日に定員に達するほどの人気だが、湖を一周する散策路から湖底を眺めることができる。 城山湖は境川水系境川の本沢ダムの調整池で、神奈川県内唯一の揚水発電所(城山発電所)の上池として利用されている。電力需要の少ない夜間、下池の津久井湖から水を汲み上げ、電力を必要とする昼間に津久井湖に放流して発電する。 抜水は12月25日まで。
町田・仲見世商店街に5月12日、アート&サブカルチャー専門書店「Eureka(ユリイカ)」(町田市原町田4、TEL 090-2316-6846)がオープンした。 ユリイカ店主 横丁商店街の路地裏2階で、以前は無店舗型風俗店の置屋(おきや)として使われていたという、人がほとんど立ち入ることがない一室。地元育ちの店主、近藤映斗さんがネットショップの実店舗として開いた。 店舗面積は7畳。天井の撤去や断熱材の施工、床の張替え、本棚の据え付けなど、1カ月かけてすべて手作りしたという。 取り扱う商品は、写真集や画集などのアート、民俗学・文化人類学、サブカルチャーを中心とした古書や古本。価格帯は400円~5,000円が中心で、「アマゾンより安く、ブックオフより品揃えがいいこと」を心掛けているという。 「街の小さい本屋がなくなっている中で、どこまでやれるか挑戦する」と近藤さん。「知らなかった本との出会いを
南町田駅前の商業施設「グランベリーモール」(町田市鶴間3)が2月12日に閉館した。営業最終日は大勢の人が別れを惜しんだ。同施設は2019年度、都市公園と商業地が一体となった新しい施設に生まれ変わる。 メインストリートを来場者が埋め尽くした 閉館1時間前に始まったイルミネーション消灯式には、ここで14年間歌い続けてきた音楽ユニット「アルケミスト」が登場。観客のリクエストに応えて、グランベリーモールなどのキーワードで即興演奏を披露、最後は地元の鶴間小学校の生徒らと「あの空」を合唱し、温かい拍手が送られた。 東急モールズデベロップメントSC事業部の安田龍司部長は「オープン当初は暫定利用を想定していたが、みなさんのおかげで17年間営業を続けることができました。3年後、ドキドキ、ワクワクする施設をお披露目できるように努力します」と挨拶。17時55分、カウントダウンが終わると、来場者で埋め尽くされたメ
交通政策審議会が昨年4月に出した答申で、同路線が「意義のあるプロジェクト」に位置付けられたことを受けての企画。石阪丈一市長、小倉まさのぶ衆議院議員、吉原修都議会議員らが出席した。 基調講演に登壇した芝浦工業大学の山下良久客員准教授は、「町田市の活力が低下する」という将来予測を説明。「バス・鉄道とモノレールの乗り換え利便性を確保するための施設配置の調整」「駅周辺の魅力向上、従業員や来訪者を呼び込む努力」など交通政策審議会の評価を解説し、「駅まち会議を立ち上げて、街を良くするための取り組みが必要」と提言した。 シンポジウムでは、パネリストの小林昭治・日野商工会理事が「日野市の駅で唯一、高幡不動には空き店舗がない」と多摩モノレールの波及効果を紹介。「地元の中小事業者が再開発後のテナントに入れるように市が頑張れば、実現に向けて力が入るのでは」とアドバイスした。 「地元の人がモノレールを使って出かけ
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