荒井屋は横浜発祥の食文化「牛鍋」を今に伝える、地元に根差した創業126年の老舗。横浜市中区曙町に本店があり、そごう横浜店は4店舗目となる。 メニューは、本店で長く提供されている「名代 牛鍋」(1人前3,850円~)をはじめ、定食やコース料理も用意。「牛ひつまぶし膳」(3,960円)はそごう横浜店の限定メニューで、牛ひつまぶしに刺し身、茶わん蒸し、デザートが付く(平日15時まで、土・日・祝日16時まで提供)。 荒井屋オープンについて、そごう横浜店の広報担当者は「横浜の百貨店として、レストラン街にも、地元で長く愛されている名店に来ていただきたいと考えた」と話す。 オープニング企画で、6月27日までの3日間、1人用の小鍋で「名代 牛鍋」を提供するコース料理「濱陽(はまひかり)」(5,500円~)の注文客は、会計金額が10%引きになる。 営業時間は、平日=11時~15時30分・17時~22時、土曜
横浜市は6月16日、12歳から64歳までの市民に対する新型コロナウイルスワクチン接種の個別通知(接種券)の発送スケジュールを発表した。 接種スケジュール(イメージ:6月16日現在) 64歳以下の市民の個別通知の対象者は約245万人。横浜市では、国の通知や職域接種の開始などの状況をふまえ、6月23日から64歳以下の市民への個別通知を行う。接種については、基礎疾患がある方の優先接種者から順次開始する。 対象者と発送予定日は、60~64歳(約21万人)= 6月23日、50~59歳(約59万人)=6月30日、40~49歳(約56万人)= 7月7日、30~39歳(約44万人)=7月13日、20~29歳(約41万人)=7月19日、12~19歳(約24万人)=7月26日。 接種スケージュールは、優先接種対象者(基礎疾患を有する方・高齢者施設等の従事者)の予約開始が7月5日。 優先接種者以外は、個別通知が
(写真)MacBook AirのTime MachineでポータブルHDDへバックアップ (記事公開日:2020年12月29日) みなさんはデータのバックアップを普段どのようにされていますか。ある日突然、パソコンが故障したり、誤って大切なデータを削除してしまうかもしれません。そんなときにでも、バックアップさえしていればデータを復活できるのでとても安心です。 今回、Macに標準で搭載されているバックアップ機能「Time Machine」を使って、外付けポータブルHDD(ハードディスク)にバックアップしてみようと思います。Macユーザーでも意外に使っていない人もいるようなので、この機会にぜひ使ってみてはどうでしょうか。 Time Machineとは Time Machineは、Mac OS Xに搭載されているバックアップ機能です。簡単な設定を行うだけで、Macのすべてのファイルを自動でバックア
(写真)左から、Wi-Fi 6対応ルーター、NAS、MacBook Air (記事公開日:2021年6月9日) Macのバックアップ機能である「Time Machine」について、前回は、ポータブルHDDを使う方法をご紹介しました。今回はNAS(ネットワークハードディスク)を使った方法をお話します。 最近では、家庭内でもWi-FiネットワークにNASを接続して、データ共有することも多くなってきました。NASを導入することは、Time Machineによるバックアップ以外にもメリットがあります。 例えば、WindowsとMacが混在する環境や、他のパソコンやスマホとでもデータのやりとりもできるなど、便利に使うことができます。Macを利用する機会が多いデザイン会社では、大切なデザインデータを守るためにも良さそうです。 高速NASと高速Wi-Fiルーターを使う 快適なMac環境にするために、NA
法務省のウェブサイト『戸籍統一文字情報』で検索して出てきた見たことのない漢字。これらはいったいなんなのか。 趣味で漢字字典を編纂しているという方に、いろいろと聞いてみた。前回記事「『戸籍統一文字』の見たことない漢字はいったいなに?」の、続きです。 話が長くなってしまったので、続きです 前回、趣味で漢字字典を編纂している竹澤さんに、見たことのない漢字の素性をいろいろと聞いた。 しかし、あまりのボリュームに、いったん区切りとしたが、残りの部分もぜひ読みたいというご意見をいくつか頂いたので、続編を公開することにしたい。 趣味で、漢字字典を製作中という竹澤さん(左上)、筆者・西村(右上)、デイリーポータルZ編集部・古賀さん(左下)、デイリーポータルZ編集部・林さん(右下)以降敬称略 本字、正字、略字、俗字、異体字、常用漢字、人名用漢字……とはいったいなに? 西村:ところで、戸籍統一文字を検索してい
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:ノンアルコール飲料にアルコールを足すと至高の美味しさ > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 母なる川「多摩川」 山梨を源流に、東京や神奈川を流れる多摩川。古くから鮎で有名な川だ。鎌倉時代の文献にも多摩川の鮎漁は登場し、江戸時代になると江戸城への鮎上納も始まる。明治になると屋形船から鵜飼による鮎漁を見物するなど、多くの人を楽しませた。 多摩川です! 壮大ですな! 一時期は多摩川の水が汚くなり、鮎が減ったそうだけれど、今は改善され鮎が遡上するようになった。6月になると、長い竿で友釣りという方法で鮎を釣る人を見かける。川魚と言われると鮎を思い浮かべる人も少なくないのではないだろうか。 江戸名所図会の多摩川の鮎漁 今
太田記念美術館にて2021年5月21日~6月20日にて開催された「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵―朝日智雄コレクション」展。明治20年代後半から大正初期、文芸雑誌や小説の単行本の巻頭に折り込まれた、木版口絵を紹介する展覧会でした。 この展覧会には111点の作品が出品されましたが、その全てを朝日智雄氏という個人のコレクターからお借りしていました。 静岡県三島市にお住いの朝日智雄氏は、今から30年ほど前から木版口絵の収集を始めました。以下の引用は、朝日氏が口絵と出会った時の回想です。 ある日、豊田書房さんで二、三枚の「不思議な絵」に出会いました。線描が素晴らしく透明感のある彩色に引き込まれました。日本画?それとも水彩画なのだろうか?それにしては、薄い和紙に絵具がしっかりと裏まで抜けています。迷いのない線と濁りのない色彩が私の好みにピッタリでした。今は亡き古賀店主が言うには木版画とのこと
太田記念美術館にて2021年5月21日~6月20日にて開催の「鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵―朝日智雄コレクション」展。明治20年代後半から大正初期、文芸雑誌や小説の単行本の巻頭に折り込まれた、木版口絵を紹介する展覧会です。 江戸時代の錦絵(多色摺りの木版画)は、絵師、彫師、摺師の協同作業によって制作されます。すなわち、①絵師が版下絵を描き、②彫師が輪郭線だけの主版を彫り、墨一色の校合摺(きょうごうずり)を作成。③その校合摺に、絵師が「色さし」という、どこにどの色を配置するかを指示。④それを元に、彫師が色版を彫り、⑤摺師が主版と色版で摺って完成です。 アダチ伝統木版画技術保存財団による「色さし」の工程がこちら(太田記念美術館監修『ようこそ浮世絵の世界へ』東京美術、2015年より)。色ごとに校合摺を用意し、どこにその色を使うのかを、絵師が朱色で塗って指示しています。 明治後期から大正
二〇〇四年に廃止された旧東急東横線桜木町−横浜駅(一・八キロ)の線路跡を遊歩道にする横浜市の計画が、さらに延期されることが、市への取材で分かった。高架の劣化や耐震性に問題があることなどが原因で、一部は遊歩道にせず撤去する必要があるという。計画の延期は三度目で、全面開通の見通しは立っていない。 (志村彰太) 遊歩道は横浜、桜木町両駅のエリアを結んで街に一体感を持たせて活性化する目的があり、〇四年度に定めた当初の計画では、一一年度までに整備する方針だった。財政状況の悪化や隣接するJR根岸線との調整に時間を要したため、一〇、一四の両年度に見直され、現行の計画では本年度までに整備するとされた。しかし、一九年度に桜木町駅側の百四十メートルが整備されるにとどまっている。 廃線から十六年が経過した昨年度、「目に見えて劣化しているところがあった」(都市交通課)ことなどから、長年補修していない旧高島町駅−横
映画『アメリカン・ユートピア』──デイヴィッド・バーン×スパイク・リー! 分断と差別の時代に「見えないつながり」を問いかける大傑作 元トーキング・ヘッズのフロントマン、デイヴィッド・バーンによる伝説のショーを映画化! 実際にブロードウェイでショーを体験したことのあるライター、松永良平がレヴューを寄せた。“さかさまのユートピア”が意味するものとは? ツアーから舞台に、そして映画へ2018年3月、デイヴィッド・バーン10枚目のソロ・アルバムとして『AMERICAN UTOPIA』はリリースされた。そのツアーでバーンが採用したのが、ステージ上にはマイクも楽器もアンプもケーブルもスピーカーも置かず、プレイヤー全員が動きながら演奏するという画期的なアイデアだった。普通なら不可能と思われるドラムさえ、複数のパーカッショニストたちの連携によって再現してしまう。バーンも含めた12人のミュージシャンたちは、
皆さんは「木版口絵(もくはんくちえ)」というものをお聞きになったことがあるでしょうか?浮世絵好きの方でもあまり耳にしたことがないかもしれません。 木版口絵とは、明治20年代半ば、すなわち1891年頃以降から大正初期にかけて、小説の単行本や文芸雑誌、あるいは実用書の巻頭に挿入された一枚摺りの版画のことを言います。 まずは実物をご覧になっていただくのが手っ取り早いでしょう。こちらは『明治文庫』第12編。石橋思案の短編小説8編を収録した本です。刊行は明治27年(1894)。大きさは縦22.5㎝、横15.1㎝、厚さ1㎝。ほぼA5サイズです。 さて、表紙をめくりますと、このような感じ。巻頭に絵のようなものが挟み込まれています。 挟み込まれた絵を広げてみたのがこちら。季節は桜の咲く春。丸い窓のそばで、女性が読書を楽しんでいる様子です。これが、書籍の冒頭を美しく飾る「木版口絵」です。作者は武内桂舟(たけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く