人口減少の局面になり、厳しさが増す不動産投資。今後、どこが投資エリアとして有望なのか。不動産投資には欠かせない要素である「人口」や「不動産取引の現状」などをもとに、検討していく。今回紹介するのは、大都市・横浜市の「戸塚」。 戸塚区は横浜市18行政区のうちの1つ。横浜市の南西に位置し、南区、保土ケ谷区、港南区、旭区、栄区、泉区と接するほか、西で藤沢市、南で鎌倉市に接する。谷や沢の多い地形で、丘陵地のほとんどが住宅地として開発されている。 戸塚区役所によると、「戸塚」の地名には「富塚」「十塚」「豊塚」という三つの由来があるという。また江戸時代には、東海道の日本橋から数えて5番目の宿場町として発達し、1887年(明治20年)には、東海道本線開通によって「戸塚」駅が設置され、重要幹線に位置する主要駅として栄えた。 戦前の1939年、鎌倉郡内の1町7か村が横浜市に編入され、戸塚区が誕生。戦後は大手電
世界一の歓楽街・新宿。その東の外れにおよそ新宿とは思えない、うっそうと茂る木々に囲まれた秘境が眠っています。水量の多かった玉川上水が、四谷大木戸から地下水道へ入る前に、余った水を落水していた「余水吐(よすいばき)」の跡。今回は、ちょっと変わった名前の水路を探索します。 【地図】理解が深まる? 「余水吐」の流路と新宿御苑の位置関係を見る 余水吐のスタート地点である四谷大木戸は、現在の四谷四丁目の交差点付近。江戸開幕後ほどなくして開設された見附(検問所)があった場所で、道の両側に石垣を築いて門を設置し、甲州街道から江戸市中へ入る人馬や物品を改めていました。 その後江戸の中期になって、四谷大木戸から追分(おいわけ、現・新宿3丁目交差点付近)にかけて造られた宿場町が内藤新宿です。宿場には多くの旅籠茶屋が並び、特に飯盛女(めしもりおんな = 遊女)を大勢抱える岡場所(おかばしょ)として栄えたことは、
千葉県・幕張メッセで毎年開催される「日本地球惑星科学連合大会」は、国内外の地球科学者が勢揃いする一大イベントである。2019年5月26~30日に行われた今年の大会は、参加者数8390名に及んだ。その大会で、私はコンビーナ(会議を企画・運営する人)としてパブリックセッション「ブラタモリの探究」(本記事ではブラタモリセッションと呼ぶ)を開催した。 フジ『ワイドナショー』が圧倒的人気を得るワケ… 私たちが『ブラタモリ』(NHK)を取り上げた理由はいくつかある。まず、地球科学の裾野を広げたいという使命感だ。大会の初日はパブリックデーとされ、学会の非会員も参加可能なパブリックセッションを開催できる。地球科学に関心を持っていただく人たちを増やすには絶好の機会なのだ。 あわせて、地球科学のすべての分野の研究者が集まる場で、私たちの専門知を一般の方々に解説する方法論を議論したいことも理由のひとつだった。『
「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、岡山県立笠岡高サイエンス部の3年植松蒼さんが独自の野外調査で“証明”した。調査の手法と結果を、5月に広島大で開かれた「中四国地区生物系三学会合同大会」で報告。高校生の部(動物分野)で最優秀賞を受賞した。 【写真】岡山でピンク色のキリギリス発見 調査手法は、捕まえたセミの羽に油性ペンで番号をマーキングして放し、後日、再捕獲を試みるというもの。植松さんは2016年の7月中旬から9月中旬にかけて、笠岡市内の住宅地や雑木林など4カ所でほぼ毎日、この調査を繰り返し、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなど計863匹にマーキング。15匹を再捕獲し、4匹を再再捕獲した。 植松さんは「なかなか再捕獲できず、調査の効率は非常に悪かった」と笑うが、調査の結果、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの3種で10日
キャリアの本部長が主導した覚醒剤隠蔽事件をはじめ、殺人、恐喝未遂、贈収賄、窃盗、性犯罪――。1999年9月から相次いで発覚した神奈川県警の不祥事は、過去に隠蔽した事案が表面化するだけでなく、新たな不正や犯罪が続々と発生して底なしの様相を呈した。混乱の収拾と組織の立て直しを託された警察官僚の金高雅仁氏は、処分と謝罪、対応に追われ続けた。前代未聞の不祥事対策に苦闘した後、警察組織の中枢を歩んだ元警察庁長官の金高氏が、県警不祥事の背景や教訓などを語った。(神奈川新聞記者・渋谷文彦) 覚醒剤隠蔽事件では当時の本部長ら5人が有罪になったほか、23人に上った大量処分で当時の警務部長や担当監察官が懲戒免職になり、停職や減給の処分を受けた幹部3人が辞表を出した。末端で関与した外事課員らも処分。組織と個人の関係が焦点になった。 「覚醒剤を使用した警部補をホテルに軟禁して一週間ほど一緒に泊まり、(覚醒剤反応が
10月の消費税増税に合わせて、京都市が市営地下鉄の初乗り区間(3キロまで)の運賃を現行の210円から220円に値上げする方針を固めたことが7日、分かった。市営地下鉄の初乗り運賃が値上げされれば2006年以来13年ぶりとなる。市バスの均一運賃区間は230円を据え置く。19日開会の2月市議会に関連議案を提出する予定。 市営地下鉄の運賃は全国の公営企業で最も高く、値上げに伴う利用客の減少も懸念される。 市営地下鉄の運賃は距離に応じて210~350円の5区分あるが、市関係者によると、2~5区についても増税相当分を値上げする区間があるという。定期券も同様に値上げ対象とする方向だ。 市バスの運賃は、均一運賃区間は据え置くが、市周辺部の区間外は値上げするケースもあるという。 国は消費増税分を公共交通の運賃に適正に反映させるよう求めている。市は、消費税が5%から8%になった14年については、市営地下鉄の初
兵庫県の内陸部にある篠山市に、江戸時代にこつぜんと地図から姿を消した村がある。近隣住民は今も村民の墓を大切に守り、毎年、秋分の日に手厚くまつっているが、墓参りのおこりは、「祟りを恐れて」のことだった。消え去った村「夙(しゅく)」に迫る。 夙村があったのは、現在の味間南(約160戸)の中。村のあった場所は、現在、植林されたスギやヒノキが林立する森になっているが、その山中には屋敷跡とみられる台地が点在し、1カ所に集められた墓石や石仏など約30基が鎮座している。 夙村の研究をしている住職、酒井勝彦さん(74)=同市古市=によると、1687年(貞享4)の日付がある「篠山領地誌」に夙の記述が登場する。大辞泉によると、夙とは、「江戸時代、畿内多く居住し、賤民(せんみん)視された人々」とある。 「夙村の人々は、通婚の差別は受けていたようだが、疎外されていたわけではなく、味間南とはゆるやかな交流があった」
宮崎駿監督(77)が多大な影響を受けた米女性作家で、長男・宮崎吾朗監督(51)のデビュー作となったアニメ映画「ゲド戦記」(2006年公開)の原作者としても知られるアーシュラ・K・ル=グウィン氏が22日、オレゴン州ポートランドの自宅で死去した。米メディアが報じた。 死因は不明。故人の息子は「数カ月、健康状態が悪かった」と話した。 代表作にヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞した「闇の左手」や「所有せざる人々」などがあり「SF界の女王」と称された。名作ファンタジー小説「ゲド戦記」は1968年から2001年にかけて出版された。 アニメ映画「ゲド戦記」は今月12日に日本テレビ「金曜ロードSHOW!」(金曜後9・00)でノーカット放送されたばかり。
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