Microsoftは米国時間4月22日、ブログへの投稿とChannel 9の動画で「Windows Subsystem for Linux」(WSL)の仕組みに関するさらなる詳細を明らかにした。WSLを用いて「Windows 10」上でBashシェルを動作させるというデモは、同社が3月30日から4月1日にかけて開催した開発者向けカンファレンス「Build 2016」の目玉となっていた。 Windows 10の内部にこっそりとLinuxカーネルが隠されているわけではない。Windows Kernelチームによって開発されたWSLが、Windows上でLinuxのバイナリを動作可能にするための土台を提供しているのだ。 同社の説明によると、WSLにはユーザーモードで動作するセッション管理マネージャと、Linuxカーネルをエミュレートするピコプロバイダドライバ、手を入れていないユーザーモードのLi
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