薬事法に基づく厚生労働省の改正省令による市販薬のインターネット販売規制は違法だとして、医薬品ネット販売会社「ケンコーコム」(東京都)と「ウェルネット」(横浜市)が国を相手に、省令の無効確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(三輪和雄裁判長)は26日、訴えを退けた一審東京地裁判決を一部取り消し、ネット販売の権利を認めた。 一審は、対面販売とネット販売を比較し、副作用被害を防ぎ安全を確保するための合理的規制であり、適法と判断していた。 【関連記事】 ダイエー、今期は営業利益80億円=新規出店、ネットスーパーも強化 徳島県警巡査部長が手帳偽造=ネット販売、容疑で捜査 子犬を親から引き離す日数は?=どうなる動物愛護法改正 寒さが消費後押し=冬物衣料、宅配も好調 障害者が届ける「冬の桜」=ネット販売で全国から引き合い