健康経営の講演会で、ある企業の総務担当者から「うちの社長はヘビースモーカー。喫煙には甘い環境です。たばこを吸わない従業員は、喫煙者が仕事中にたばこタイムから帰ってきた時の臭いで不快な思いをしても、我慢をしている状況で、困っています」という意見が出ました。 こうしたケースは非常に多く見られますし、受動喫煙に「ノー」というのは心理面からとても難しいものです。喫煙する上司に「ノー」と言える部下はまずいないでしょう。 さて、喫煙者にどんなに穏やかに、冷静にエビデンス(証拠)を基に、たばこのリスクを伝えても、反発を受けることがしばしばです。それまでの態度が急変し、中には地雷並みの反応だな、と思わせる人さえいます。 喫煙のリスクを喫煙者に話すと、大きく二つのタイプの反応があります。 一応は話を聞いてくれて、「悪いのは分かっているんですけどね。やめようと思うけど、なかなかやめられなくて」と苦笑いするよう
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