路上で生活をしている、いわゆるホームレスの人たちが若者らに襲われるケースが相次いでいる問題について、東京都の舛添知事は、教育現場での啓発活動やホームレスの人への就業支援などを通して、対策を徹底していく考えを示しました。 東京都内でホームレスの人などを支援している団体が、新宿や池袋など都内の各地でホームレスの人300人あまりに聞き取り調査を行った結果、およそ40%の人が石を投げられるなどの襲撃を受けた経験があったことがわかっています。 調査をした団体は、この結果を東京都に報告し、実態調査や対策に乗り出すよう要望しています。 これについて舛添知事は、15日の記者会見で「弱い立場の人に暴力をふるうのは、決してやってはいけないことだ。若い人が加害者になるのは、教育現場の問題でもあるので、全力を挙げて啓発活動を続ける」と述べ、対策を徹底していく考えを示しました。 東京都は、学校の授業でホームレスの問