沖縄県石垣市は尖閣諸島の魚釣島をはじめ、各島に新しい字名を記した行政標識を設置する方針を決め、今後、設置のための上陸申請を国に行うということです。 石垣市は去年10月、尖閣諸島の字名に新たに「尖閣」を盛り込んだのを受けて、各島に新しい字名を記した行政標識を設置する方針を決めました。 設置を決めたのは魚釣島、大正島、南小島、北小島、久場島の合わせて5つの島です。 行政標識には、例えば「魚釣島 石垣市登野城尖閣」などと記すことを検討しています。 ふるさと納税で2月末までに集まった、およそ6000万円の寄付の一部を活用して標識を制作する予定で、今後、各島に設置するため上陸の申請を国に行うということです。 また、この寄付を使って尖閣諸島の歴史や環境などをパネル展示で紹介する施設を市中心部の公共施設の中に開設することにしています。 担当する石垣市企画政策課は「尖閣諸島が日本固有の領土であり、市の行政