手術後の女性患者にわいせつな行為をした罪に問われている医師の上告審で、最高裁は懲役2年の有罪判決を破棄し東京高裁に、審理を差し戻しました。 医師の関根進被告(46)は2016年5月、都内の病院で女性患者(30代)の胸の手術を行った後、胸をなめるなどのわいせつな行為をした罪に問われています。一審の東京地裁は、女性が麻酔などで幻覚を見た可能性を認め関根被告を無罪としました。しかし二審の東京高裁は幻覚を認めず、女性の胸から検出された関根被告のDNAの量の多さなどから女性の証言に信用性を認め懲役2年の有罪判決を言い渡していました。 きょうの上告審判決で最高裁は二審が幻覚を否定した際に前提にした専門家の見解について「一般的ではない」と指摘。さらに「DNAの量をはかった検査結果の信頼性には不明な部分が残っている」として有罪判決を破棄し、審理を東京高裁に差し戻しました。 高野隆弁護士 「差し戻されて審理
「エビデンスおじさん」や「エビデンスおばさん」にならないためにも、そもそも「エビデンス」とは何かを考える本!?:松村一志(著)「エビデンスの社会学」書評 「問い」を目にしただけで、こりゃ一本(いっぽん)とられたな、と思っちゃった本! ・ ・ ・ 松村一志(著)「エビデンスの社会学」を読みました。 現代、わたしたちは「科学的証拠」や「エビデンス」といったものが最重要視される社会を生きていますが、わかっていそうで、わかっていないかもしれないのが、この「証拠」というものです。 個人的な経験で恐縮ですが、どうやら、最近、シャバの世界では、エビデンスおじさんや、エビデンスおばさんが、地底の奥底から、もにょもにょと、生まれてきているような気がします。 エビデンスおじさんや、エビデンスおばさんは、「エビデンス」という言葉を、とにかく、意味なく使いたがります。ちょっと、会議で、誰かが、何か、新たな提案をし
15日は236人、16日は230人、そして17日は271人。 新型コロナウイルスによる全国の死者の数は3日連続で200人を超え、17日は一日の発表としてこれまでで最も多くなりました。 第6波では、特に高齢者で亡くなる人が相次いでいます。 専門家は、感染をきっかけに持病などが悪化して死亡するケースが起きていると指摘。 高齢者の感染をめぐるデータや、対策に追われる高齢者施設の状況をまとめました。 年代別の内訳 高齢の人ほど多く 1月以降、自治体から国に死亡が報告された感染者のおよそ9割は70代以上で、高齢の人ほど多くなっています。 ▽90代以上 34.4%、 ▽80代 36.6%、 ▽70代 19.6%、 ▽60代 4%、 ▽50代 2.7%、 ▽40代 1.7%、 ▽30代 0.7%、 ▽10代・20代 それぞれ0.1%、 ▽10歳未満は0%。 ※1月5日~2月8日。四捨五入のため、合計は1
さいたま市で新型コロナウイルスに感染した基礎疾患のない10代の男性が死亡したことが16日明らかになり、男性は体調が急変して搬送先が見つかるまでに少なくとも10の医療機関から断られていたことが分かりました。 さいたま市によりますと、市内に住む基礎疾患のない10代後半の男性は、今月2日に発熱の症状があり翌日の3日、医療機関で抗原検査を受け、新型コロナの陽性となりました。 高熱が出て自宅で療養していた男性は、7日に体調が急変し救急車を自宅に呼んだものの、少なくとも10の医療機関から満床などを理由に受け入れを断られたということです。 消防によりますと、最終的に県内の病院への搬送が決まるまで1時間以上かかったということです。 男性は搬送から2日後の今月9日に死亡し、市は血栓が生じたり出血しやすくなったりするDIC=播種性血管内凝固症候群で死亡した可能性があるとしています。 一方、市の保健所が男性の新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く