石原さとみ4年ぶり舞台「密やかな結晶」 原作は芥川賞作家、小川洋子氏(「博士の愛した数式」他)の同名小説。脚本・演出は、日本アカデミー最優秀脚本賞・読売演劇賞最優秀作品賞の鄭義信氏(「焼肉ドラゴン」他)。有機物であることの人間の哀しみを見つめ、現代の消滅、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く物語を、人生と人間への愛を、笑いも苦しさも悲しみも喜びも一つの作品で芸術的に表現する鄭義信によって舞台化する。 石原にとっては、2013年「ピグマリオン」以来、4年ぶりの舞台。共演には、村上虹郎、鈴木浩介、藤原季節、山田ジェームス武、福山康平、風間由次郎、山内圭哉、ベンガルなどを迎える。 念願の挑戦「本当に嬉しいです」 「本当に嬉しいです」。念願の挑戦は、彼女の頬をゆるくした。 「『舞台をやりたい』と言う思いはずっとあったんですけど、なかなかタイミングが合わなくて。4年経ってしまいましたが、ついに