先月、行きつけの精神科で採血をした。おれの双極性障害を抑えているジプレキサ(一般名オランザピン)は、糖尿病禁忌だからだ。ジプレキサはおれによく効いていて、これを手放すのは恐ろしすぎる。 して、おれは両親ともに糖尿病(二型)だ。おれという身体には糖尿病になる下地があるといっていい。警戒が必要だ。おれはそれを警戒して生きてきた。 で、先日の通院。机の上に検査の用紙が置いてあるのには気づいた。が、まず、病状について話した。10月の台風の前にひどい抑うつが一週間続いたこと、抑うつが増えていること、現状の処方薬(ジプレキサ、メイラックス、レキソタン、アモバン)のなかで、抑うつに効くのはジプレキサのみなので、ジプレキサを増やしてほしいこと……。それは、おれの思い通りになって、ジプレキサ増量となった。 そして、「えーと、これですね」とおれ。 「これ」↓ さっと目を通す。 「酒だね」と医者。 「異論はござ