僕はつい先日、 「俺の小学生からの夢は消防士なんだ」 と、 おっぱいの大きな女の子に嘘をついた。 理由は 「夢を持ってる男性って素敵」 という女の子の発言と 卓上のライターが偶然視界に入っただけだ。 2秒で決めた夢だった。 「消防士なんてすごいね!」 と女の子は瞳がランラン。 眼球が潤みダンスホールのミラーボールのよう。 僕は「やべーな」 と内心思いながら 「英語では、ファイア・ファイター」 と精一杯の消防士についての知識を披露した。 「さすが!」 女の子はおっぱいは大、 脳は小、 だったので満足してくれた。 僕は自分で何が消防士だ、と。 自身の性欲も消せないじゃないか、と。 赤く染まるのはこち亀(こちらの亀)じゃないか、と 自分が情けなくなった。 嘘の夢を語り、将来の目標を偽ってまで そんなにおっぱいが揉みたいかと。 揉みたいよ、と。 テーブルのグラスは氷が溶け涙だらけ。 紙製のコースタ
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